有難や節 あゝ有難や有難や 作品情報

ありがたやぶしああありがたやありがたや

春山浩一は守田自動車会社で働くチャッカリ青年。守田が神田商事から借りた金を返すため、ポンコツ車探しに懸命だった。期日が迫ったが、金が出来ず、浩一は豊川にいる祖父の竜光和尚に相談に行くことにした。彼は守田の娘洋子にあとを頼み家を出た。箱根の山中で車の故障で困っている梅沢雅子を助けてやった。雅子は梅沢建設の令嬢で、会社の重要書類を岡崎に届けるところだった。彼女を神田商事のジミイと梅がつけているのを知った浩一は、護衛役を買って出た。そのころ、神田商事の子会社で梅沢建設のライバル風間土建は、橋梁工事の入札に負けた腹いせに、梅沢建設のタービン設計図を狙っていた。神田一味の本拠キャバレー“サンシャイン”で、浩一は行方不明だった守田の息子弘に出会った。二人は神田から借金しようとしたが失敗した。しかたなく浩一は竜光和尚に泣きついたが、反対に坊主になれといわれ逃げ出した。浩一は梅沢建設の坂崎技師が神田と密談しているのを目撃し、橋梁現場に爆薬が仕掛けてあるのを発見した。危機一髪、現われたジミイの貸してくれた拳銃で、浩一は爆発を防いだ。神田と亡き母が一緒に写った写真をみつけた浩一は神田に手をひけと迫った。拒絶した神田は坂崎に雅子を誘拐させ、設計図と交換に返すといった。浩一は神田を捕え、おもいきり殴りつけた。そこに竜光和尚がきて、神田は自分の子供で浩一の父とは違うといった。神田は改心した。--豊川稲荷の祭礼が始まった。踊りの輪の中に、浩一、雅子、洋子らの笑顔がみえた。

「有難や節 あゝ有難や有難や」の解説

野村耕三の原作を、「風に逆らう流れ者」の山崎巌が脚色し、「俺の故郷は大西部」の西河克己が監督した歌謡映画。撮影は「太平洋のかつぎ屋」の岩佐一泉。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督西河克己
原作野村耕三
出演和田浩治 清水まゆみ 守屋浩 大坂志郎 森川信 吉永小百合 星ナオミ 内田良平 田中明夫 山内明 近藤宏 高品格 山口吉弘 かまやつひろし 小泉郁之助 神山勝 天草四郎 井東柳晴 浜口庫之助 ポール聖名子
配給 日活
制作国 日本(1961)
上映時間 67分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「有難や節 あゝ有難や有難や」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:52

広告を非表示にするには