大幹部 ケリをつけろ 作品情報

だいかんぶけりをつけろ

大羽根組の幹部、朝倉竜次はやくざ稼業から足を洗うための交換条件として高畑組組長暗殺を命令されるが、失敗し二年の刑を終えて出所してくる。二年の歳月は彼をとりまいていたすべての物を変えてしまわずにはおかなかった。当時破竹のいきおいで勢力を広げていた大矢根組も、今では新興やくざ北洋会にシマを荒され見る影もなかった。又恋人の葉子も弟分の及川と駆け落ちして行方知れずだった。従って竜次が刑務所に入る前、葉子に組から百万円渡すという大矢根との約束も果たされてはいなかった。そんな竜次の怒りを少しでも静めようと牧村は、ユカという女を無理矢理竜次に押しつけるように同棲させてしまう。一方北洋会に対抗する力がないとさとった牧村は、全国的な大組織力を持つ中部連合の手を借りて北洋会を叩き潰そうとするが、しかしそのためには中部連合に共託金として五百万円を納めなければならなかった。そのころ竜次はユカに心ひかれながらも、葉子への想いが断ち切れず捜し救めるが、再会した葉子は竜次への罪悪感を感じながらも今のかたぎの生活で十分幸せであることを言葉少なく告げるのだった。葉子の言葉から大矢根と牧村が自分をすでに裏切り自分のもらうべき金が中部連合に渡ったと知った竜次は、組の金バッチを大矢根と牧村に投げつけ中部連合の大幹部、玉川のもとへ乗り込み、金を返すようにとせまるが受け入れられるはずがなかった。怒りに燃えた竜次は子分のサブと新平、刑務所仲間の木村、中里らと、北洋会が密かに裏で手を結んでいる中部連合に納めるべき金を奪う計画を立てる。計画は見事成功し、竜次たちの手もとには数百万の金が集まるが、中部連合の魔手はたちまち竜次たちを危機に落し入れる。サブ、新平、中里は玉川にとらえられ、人質にされてしまう。竜次はユカを及川と葉子に託し逃亡をはかるが、及川も玉川の手によってとらえられてしまう。絶体絶命をさとった竜次は単身中部連合へと殴り込むが、強大な組織に何の傷をつけることもなく倒れていくのだった。

「大幹部 ケリをつけろ」の解説

渡哲也のイメージを決定づけた大幹部シリーズ第二作。脚本は大工原正泰の原作をもとに中西隆三が執筆した。監督は小沢啓一、撮影は横山実。「女の警察 乱れ蝶」と同じスタッフメンバー。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1970年9月1日
キャスト 監督小沢啓一
脚本大工原正泰 中西隆三
出演渡哲也 大原麗子 范文雀 浜田晃 地井武男 睦五郎 内田良平 植村謙二郎 今井健二 青木義朗 天坊準 長浜鉄平 高樹蓉子
配給 ダイニチ映配
制作国 日本(1970)
上映時間 83分

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最終更新日:2026-07-09 02:03:39

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