ハードボイルドハネムーン HARDBOILED HONEYMOON 作品情報

はーどぼいるどはねむーん

ある日、自分の女・タエコが以前付き合っていた男・イサヲを訪ねたKは、そこでイサヲの死体を発見した。そして死体の傍に転がっていた拳銃に魅せられたKは死体が握りしめているキーを取り、その拳銃を掴んで、家を飛び出した。拳銃を手に落ち着かぬ毎日を過ごしていたKは、突然、二人の正体不明の男たちの手荒い訪問を受けた。その痛みの中でKは、一人前のギャングになり、その男たちと対決することを決意した。翌日、Kはイサヲの仲間である、ホリとノブとノボルの三人に会い、キーの謎、正体不明の男たちの事が、おぼろげながらも分ってきた。今や事件の全体がはっきりとしたKは、いよいよ、例の正体不明の二人のギャングと対決する決心をした。ホリたちと一緒に男たちを待ち受けるKの全身には、イサヲの死体を前にした時と同じ震えがあった。だが拳銃は、ほとんど自分の手、そのもののように感じられた。Kたちとギャングの勝負は、Kの撃った一発の弾丸で勝負がついた。金を奪い取ったKたちは、身を隠すために猛然と車を走らせた。海岸近くに逃げのびたKたちは、ギャングへの第一歩を踏みしめながら、奇妙な共同生活を始めるのだった……。

「ハードボイルドハネムーン HARDBOILED HONEYMOON」の解説

ハードボイルドに魅せられた男が、立派なギャングに成長していく過程を描いた異色作。脚本・監督は後藤和夫、撮影は篠田昇、堀越一哉と全員22歳という若さのスタッフである。(16ミリ)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1974年12月12日
キャスト 監督後藤和夫
出演後藤妙子 樋口由美子 奥成達 長谷邦夫 後藤和夫 大塚淑夫 篠田昇 岩城信行 堀越一哉
制作国 日本(1974)
上映時間 90分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ハードボイルドハネムーン HARDBOILED HONEYMOON」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:54

広告を非表示にするには