青い山脈’88 作品情報
あおいさんみゃくはちじゅうはち
青森の女子高3年・新子の元へ卑猥なラブレターが届いた。父から誤解された新子は担任の島崎雪子に相談して犯人を捕えようとするがなかなか進展しなかった。狭くて閉鎖的な田舎町で噂も広がりやすい上、年頃の生徒が多く問題は絶えない。島崎と校医の沼田玉雄がふたりで歩いているだけで騒ぐ生徒たち。島崎は生徒と本音で話し合おうと、恋愛やセックスの体験を告白した。そんな時高校生売春が明るみに出て、女生徒一人が退学。芸者遊びをする理事や学校の体面を重んじる校長はこういった問題をすべて隠そうとした。理事会で激論を交わす教師たち。今度は新子の親友が学校で腹痛を訴え、検査の結果子宮外妊娠とわかった。新子は責任を取ろうとしない男子生徒を殴った。ラブレター事件は転校してきたばかりの新子に対する同級生・浅子の嫌がらせとわかり解決。仲直りした。こうして町は明るさを取り戻した。
「青い山脈’88」の解説
青森県の女子高を舞台に教師と生徒、大人と子供の関り合いを描く。石坂洋次郎の原作の同名小説の映画化で、脚本は「ドン松五郎の大冒険」の山田信夫が執筆。監督は「渚の白い家」の斎藤耕一、撮影は「母(1988)」の山崎善弘がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1988年10月15日 |
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キャスト |
監督:斎藤耕一
原作:石坂洋次郎 出演:舘ひろし 工藤夕貴 柏原芳恵 野々村真 梶芽衣子 加賀まりこ 野際陽子 石田浩子 小松方正 笈田敏夫 松岡由美 池田純子 久野翔子 助川ユキ 池部良 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(1988) |
上映時間 | 107分 |
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