ポゼッション(1980) 作品情報

ぽぜっしょん

数年間の単身赴任を終え、西ドイツの近郊都市に戻ってきたマルク(サム・ニール)は妻アンナ(イザベル・アジャーニ)の態度の変化に驚愕する。やがて夜な夜な家を後にするようになったアンナは、結婚生活や母親業から逃れたいこと、そして愛人の存在を夫に告げるのだった。ハインリッヒ(ハインツ・ベネント)という男の存在を知ったマルクは彼のもとを訪ねるが、実はアンナにはハインリッヒの他にも男がいるらしかった。思いあまったマルクは私立探偵を雇い妻を尾行させるが、いつしか彼は連絡を断ってしまう。一方アンナは、日々ヒステリックに狂気の度を増してゆく。そんなある日マルクは、息子ボブ(ミシェル・ホーベン)の小学校の担任教師ヘレン(I・アジャーニ=二役)の訪問をうけ、アンナとの生活に疲れ切った彼は、妻とよく似たヘレンに甘えるように身体を重ねるのだった。ますます不可解な行動をとるようになってゆくアンナ。現実を歪める彼女の妄想から妻を救い出すため、マルクはアンナに憑衣した魔物と対峙する決意を抱くのだが……

「ポゼッション(1980)」の解説

ドイツの近郊都市に住む美しい人妻が妄想に悩まされ狂気に陥ってゆく姿を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはマリー・ロール・リール、監督・脚本は「狂気の愛」のアンジェイ・ズラウスキ、撮影はブルーノ・ニュイッテン、音楽はアンジェイ・コジンスキが担当。出演はイザベル・アジャーニ(81年カンヌ映画祭主演女優賞)、サム・ニールほか。2020年1月4日より新宿シネマカリテにて、<40周年HDリマスター版>をリバイバル・ロードショー。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1988年9月17日
キャスト 監督アンジェイ・ズラウスキ
出演イザベル・アジャーニ サム・ニール ハインツ・ベネント マルギット・カルステンセン ミシェル・ホーベン Shaun Lawton
配給 大映
制作国 フランス 西ドイツ(1980)
上映時間 124分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-12-13

本アンジェイ・ズラウスキー監督の歴史映画〈ソフィー・マルソーの愛人日記〉を視聴する。ジョルジュ・サンド,娘そしてフレデリック・ショパンのトライアングル或いは革命家,芸術家たちの奔放な生活を描く

最終更新日:2023-09-23 02:00:04

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