P.N.「モンタナ、そこに、あるモノ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-19
戦時下、働き盛りの者は、戦地へ赴くなか、束の間の静寂に包まれた、雄大なモンタナの自然に、溶け込む、儚い時間に、輝いて生きた若者の面影が、瞼に焼き付く作品です。
モンタナを真に愛したポールへの思い出を、自然の中で、美しいリズムにフィッシングする成年の束の間の物語を、兄のノーマンが、紡いで行く。
戦時下の束の間の静寂、
儚い、若者の輝きが、折り重なり、モンタナの雄大な自然が包み込み、幾重にも、重厚な趣を与えています。
アメリカのハリウッドのアイコンとして、今も輝き続ける、ジェームス・ディーン、マリリン・モンロー、は、儚い人生に、正に、そこに存在する演技で、私たちの瞼に焼き付いている。
儚い、若者の人生も、束の間のとは言え、そこに存在した輝きが、ゆかりの人々の瞼に焼き付いている。
久々に、映画って、こうでなきゃと思い出させてくれる、自然と人が調和し、ブラッド・ピットのそこにある存在が、輝く作品です。