小学校~それは小さな社会~ 作品情報

しょうがっこうそれはちいさなしゃかい

小学校~それは小さな社会~のイメージ画像1

英国人の父と日本人の母の下に生まれた山崎エマ監督は、公立小学校を卒業後、中・高はインターナショナルスクールに通い、アメリカの大学へ進学した。彼女はニューヨークに暮らしながら、自身の“自分らしさ”は、すべて日本で過ごした小学校時代に学んだ“規律と責任”という重要な価値観に由来していることに気づく。“6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているということではないか”との思いを強めた彼女は、前代未聞の長期取材で公立小学校での映画撮影を実施。現場で4,000時間、150日、700時間以上の素材を編集し、そこから見えてきた“今、日本人に伝えたい、大事なこと”を捉える。日本の小学校では、児童自らが学校を運営するためのさまざまな役割を担い、その役割をまっとうすることで、集団生活における協調性を身につける。教室の掃除や給食の配膳などを子どもたち自身が行う国は少なく、日本式教育“TOKKATSU”が今、海外で注目を集めている。日本人の私たちが当たり前にやっていることも、海外から見ると驚きでいっぱいだ。今、小学校を知ることは、未来の日本を考えることだと、この作品は投げかける。

「小学校~それは小さな社会~」の解説

「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」の山崎エマが、日本の公立小学校に長期取材したドキュメンタリー。教室の掃除や給食の配膳などを子どもたちが行う日本式教育が海外で注目を集める今、小学校を知ることは、未来の日本を考えることにつながる。ヨーロッパ最大の日本映画祭“ニッポン・コネクション”(ドイツ)で、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。

小学校~それは小さな社会~のイメージ画像1 小学校~それは小さな社会~のイメージ画像1 小学校~それは小さな社会~のイメージ画像1

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2024年12月13日
キャスト 監督山崎エマ
配給 ハピネットファントム・スタジオ
制作国 日本=アメリカ=フィンランド=フランス(2023)
上映時間 99分

(C) Cineric Creative / NHK / PYSTYMETSÄ / Point du Jour

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。

ユーザーレビュー

総合評価:3.5点★★★☆、2件の投稿があります。

P.N.「パパのニモノ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2025-01-14

ただのドキュメンタリー映画では無い
自然に涙が溢れてきた
親目線で見た時
既に成人した子供と重ね
先生への改めて感じた尊敬の念
そしてかつて小さかった自分自身
母と父への想い

たくさんの人が観てもらえることを願ってます

最終更新日:2025-03-25 02:00:01

広告を非表示にするには