小びとの森の物語 作品情報

こびとのもりのものがたり

アルーニー材木会社の社長D・J・マルーニー(ウオリター・ブレナン)は孫のエリザベスとロドニーを、古いロールスロイスに乗せレッドウッドの森へピクニックに出かけた。そこでエリザベスは若いノーム(小びと)(トム・ロウエル)に出会った。困っている様子なので聞いてみると、彼の名はジェスバーといい、943歳のノビイじいさん(ウオルター・ブレナン2役)とすんでいるが、お嫁になる娘がいなく、それを心配してノビイが次第に影がうすくなっているとのことだった。3人はジャスパーの案内でノビイを訪ねたが、死にかけてるとはいうものの口は達者で森から小びとが消えたのは、会社が木を切るからだとマルーニーくってかかった。そこで皆は、ほかの森へ嫁さんを探しに出かけることにした。その夜、2人のノームをバスケットに入れホテルに泊まったが、サーカスの団長クワクストンにみつかり、バスケットは盗まれてしまった。怒ったマルーニーは専務のヤービイにノームを捜すよう命じたが、ヤービイは社長の頭が変になったと思い、精神病院に入れてしまった。だが、2人の孫の活躍で無事脱出。その足でサーカス団を追い、2人のノームを救出に向かったが、ごたごたにまぎれてノビイは行方不明。そのノビイが逃げこんだと思われる森に着いて一行は大声で呼ぶと、ノビイはすっかり元気になって姿を現した。森にはノームの仲間がたくさんおり、ノームの王様ルーファスの命令で競争が行われ、ジャスパースの希望どおり、美しいバイオレットがお嫁さんに決まった。マルーニーは、お祝いとして、この森をノームの国にすることを約束した。一行はノーモビルと名づけたロールスロイスで森を走るのだった。

「小びとの森の物語」の解説

アプトン・シンクレアの原作を、エリス・カディスンが脚色、「メリー・ポピンズ」のロバート・スティーヴンソンが監督した。撮影はエドワード・コールマン、音楽はバディ・ベイカー、特殊効果をユースタス・ライセットとロバート・A・マッティが担当した。主題歌は「メリー・ポピンズ」でアカデミー賞受賞のリチャード・M・シャーマンとロバート・B・シャーマン。出演は「西部の男」のウォルター・ブレナン、「シャム猫FBI ニャンタッチャブル」のトム・ロウエル、「メリー・ポピンズ」の子役カレン・ドートリスとマシュウ・ガーバーなど。製作はウォルト・ディズニーで、共同製作として、ジェームズ・アルガーがあたっている。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 ディズニー映画
制作国 アメリカ(1967)

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最終更新日:2024-04-30 18:12:55

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