女たち(2021) 作品情報

おんなたち

自然豊かな山あいの田舎町。40歳を目前にした美咲(篠原ゆき子)は、母の介護をしながら、地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚もなにもかもがうまくいかず、いまだ独身だ。母・美津子(高畑淳子)は美咲を否定し続け、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う美咲だったが、そこに介護という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない状況で、美咲が唯一心のよりどころにしていた親友・香織(倉科カナ)が突然命を絶つ。養蜂家として自立する香織は、美咲の憧れだった。そんな香織を失い、美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく……。

「女たち(2021)」の解説

「海辺の映画館 キネマの玉手箱」などを手掛ける奥山和由が製作総指揮を務め、女たちの生き様を見つめたドラマ。40歳手前の独身女性・美咲は、母の介護をしながら学童保育所で働いている。娘を否定し続ける母に、心の奥底で認めてもらいたいと願うが……。出演は、「罪の声」の篠原ゆき子、「あいあい傘」の倉科カナ、「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」の高畑淳子。監督は、「ふゆの獣」の内田伸輝。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年6月1日
キャスト 監督内田伸輝
出演篠原ゆき子 倉科カナ 高畑淳子 サヘル・ローズ 筒井茄奈子 窪塚俊介
配給 シネメディア=チームオクヤマ
制作国 日本(2021)
上映時間 97分

(C)映画「女たち」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:3.8点★★★☆、5件の投稿があります。

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-06-09

『湯を沸かす〜』から意識し始めた篠原ゆき子、最近とても美しい倉科カナ、言わずもがなの高畑淳子の憑依の姿がタイトルを裏付ける。サヘルローズは声だけで琴線にふれてくる。
アベノマスクの揶揄が、後に時代を感じる作品として振り返られるかも。唾棄すべき愚策だった。

最終更新日:2022-07-26 11:03:18

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