成れの果て 作品情報

なれのはて

東京でファッションデザイナーの卵として暮らしていた小夜(萩原みのり)のもとに、地元に暮らす姉・あすみ(柊瑠美)から連絡が入る。あすみは今度結婚するというが、名前を聞かれると言いにくそうに「布施野さん」と答える。小夜はその名前を聞き、愕然とする。居ても立ってもいられず、小夜は友人のエイゴ(後藤剛範)を連れて故郷に帰る。妹が突然に帰って来たことに、あすみは動揺する。帰宅した布施野(木口健太)と8年ぶりに再会した小夜は、地元の企業に就職し、結婚を控えるなど順風満帆な布施野に苛立つ。布施野は、8年前の小夜の事件に関係していたのだ。小夜の帰郷を引き金に、あすみに思いを寄せる幼なじみ、事件の現場に居合わせた布施野の友人、事件を小説にしようとするその恋人など、思惑を抱える人々の業が徐々に炙り出されていく。布施野に対する憎しみが抑えきれない小夜は、ついに驚くべき行動に出る。そして、あすみと小夜の確執が露わになっていく……。

「成れの果て」の解説

「街の上で」の萩原みのり主演で2009年度サンモールスタジオ最優秀脚本賞受賞の同名戯曲を映画化。東京で暮らす小夜のもとに、故郷の姉・あすみから結婚すると連絡が入る。その相手、布施野の名前を聞いた小夜は愕然とし、友人のエイゴを連れて帰郷する。出演は、「千と千尋の神隠し」の柊瑠美、「あの頃。」の木口健太。監督は、「恐怖人形」の宮岡太郎。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年12月3日
キャスト 監督宮岡太郎
出演萩原みのり 柊瑠美 木口健太 田口智也 梅舟惟永 花戸祐介 秋山ゆずき 後藤剛範
配給 SDP
制作国 日本(2021)
上映時間 81分

(C) 2021 M×2 films

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「取れにくいかさぶた」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2021-12-21

見るきっかけは、萩原みのりさんが最近気になっていたので見に行こうと思いました。思っていた通りの演技で良かったと思います。
全体を通しては、まるで舞台を観ている様なセリフのやり取りで
日本人が普段抱えてそうな気持ち、そして抱えている気持ちを表に
出す時はこの映画の様な、何かがなければ出さないんだろう?と思います。セリフのやりとりは気に入りました。しかしストーリーの展開と結末がややぼやけてしまった様に感じました。

最終更新日:2022-07-26 11:03:17

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