アイヌモシリ 作品情報

あいぬもしり

少年の成長を通して現代に生きるアイヌ民族のリアルな姿を描く

アイヌモシリのイメージ画像1
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北海道の阿寒湖畔。アイヌコタンでアイヌ民芸品店を営む母と暮らす14歳の少年カント。彼は一年前に父を亡くして以来、アイヌの活動から距離を置くようになった。友人たちとのバンド練習に没頭し、中学卒業後は高校進学のため故郷を離れることを決めていた。そんな中、亡き父の友人だったアイヌコタンの中心的存在のデボは、カントを山へ連れて行き、アイヌの精神や文化について教え込もうとする。そして密かに育てている子熊の世話をカントに託す。

「アイヌモシリ」の解説

ニューヨークを拠点に活動し、長編デビュー作『リベリアの白い血』が第65回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品され、第21回ロサンゼルス映画祭では最高賞に輝いた福永壮志監督。企画から約5年をかけた本作は、阿寒湖のアイヌコタン(集落)を舞台に、アイヌの血を引く少年の成長を通して現代に生きるアイヌ民族のリアルな姿を描き、第19回トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した。主人公の少年カントを演じるのは、みずからもアイヌの血を引く下倉幹人。アイヌのアイデンティティに揺れる中学3年生をみずみずしく演じている。アイヌの音楽家でアイヌの伝統弦楽器トンコリ奏者のOKIが手掛けた音楽にも注目したい。

アイヌモシリのイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2020年10月17日
キャスト 監督・脚本福永壮志
出演下倉幹人 秋辺デボ 下倉絵美 三浦透子 リリー・フランキー
配給 太秦
制作国 日本=アメリカ=中国(2020)
上映時間 84分
公式サイト http://ainumosir-movie.jp/

(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:4.67点★★★★☆、3件の投稿があります。

P.N.「つむつむ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-11-02

アイヌを差別や人権という固くてとっつきにくいテーマではなく、一人の少年の生活、成長過程という視点から描いていて、アイヌ民族はこういうものだって決めつけるわけでもない自然な共感ができる。
アイヌは特別ですっていうゴリゴリ感がなくて、この少年はたまたまアイヌコタンで育ってるんだというかんじ。
人が生きていくときって、民族に関わらず、親や家族やコミュニティや社会が習慣や価値観を作ってて、それが文化になっていく。アイヌだって同じように受け継いでいく。当たり前の話なんだけど、その自然さが作品になるっていうのがすごい。

最終更新日:2021-04-20 12:18:23

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