菊とギロチン 作品情報
きくとぎろちん
自由と平等を求めた大正時代の青春群像
大正末期、関東大震災直後の頃。元遊女などワケありの女性が集まった女相撲の一座「玉岩興行」が東京近郊にやって来る。その中に、夫の暴力に耐えかねて家出をして女相撲に加わった花菊もいた。興行当日、アナキスト・グループ「ギロチン社」の中濱と古田らの姿があった。殺害された思想家・大杉栄の復讐を画策するために、この地に流れ着いたのだ。彼らは女力士たちの戦いぶりに魅了され、彼女たちと行動を共にするようになる。
「菊とギロチン」の解説
人々が閉塞感にあえぐ関東大震災直後の日本を舞台に、日本全国で「女相撲」が興行されていた史実と、大正期に実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちが出会っていたら―という設定で展開する物語。『64 ロクヨン』や『最低。』などの瀬々敬久監督が、『ヘヴンズ ストーリー』以来、8年ぶりとなる自身のオリジナル企画として手がけた青春群像劇。東出昌大や韓英恵といった実力派若手俳優が「女相撲」と「ギロチン社」のメンバーに抜擢された中、新人力士・花菊役の木竜麻生と、アナキスト古田大次郎を演じる寛一郎の新人二人が事実上の主人公。「自分の力で生きたい」「平等な社会を作りたい」と希望した若者をどう演じているのか、注目してほしい。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2018年7月7日 |
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キャスト |
監督:瀬々敬久
出演:木竜麻生 東出昌大 寛一郎 韓英恵 渋川清彦 山中崇 井浦新 大西信満 ナレーション:永瀬正敏 |
配給 | トランスフォーマー |
制作国 | 日本(2018) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 189分 |
(C)2018 「菊とギロチン」合同製作舎
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ユーザーレビュー
総合評価:1点★☆☆☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「ポン」さんからの投稿
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2018-09-22
【映画の見方は人それぞれ。評価も人それぞれ】ですわ。
この作品、きっと年明けの、自分がインテリだと思っている評論家たちが選ぶ某年間ベストテンでは上位にランク付けされるかも知れないが、ごめん!私は3時間退屈でした。-何だかなあ…。ハイ、実際女相撲興行があったことも理解していますし、今や女相撲も全日本選手権や世界選手権が存在することもよ~く存じています。でも、男性のアーティスティック(芸術的な)スイミング〈旧シンクロナイズド・スイミング〉を見たくないように女相撲見てもスポーツ感を感じません!
肝心の映画としても、アメリカ映画『プリティリーグ』を鑑賞した時のような感動、爽やかさは微塵もなかった。
相撲の場面がよくない! 迫力ない! 役者がヘタクソなせいもあるのでしょう。
“男女差別だ!”と言われても結構。結局相撲は男がやるもんだ!と再認識した次第。
ま、スパッツはいてその上からまわしを締めた男がやっても見たくはないが…。
「天城どすこい相撲」の動画見て勉強してこい!