月と雷 作品情報

つきとかみなり

角田文学の真骨頂を映画化

幼少の時に母が家出し、普通の家庭を知らぬまま大人になった泰子。スーパーのレジ打ちをしながら、家と職場を往復する退屈な日々を過ごしている。婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らす日々は、大きな喜びこそないが小さな不幸もない穏やかな生活だ。そんなある日、かつて父が愛人として連れてきた直子の息子・智が、突然泰子の前に現れる。無邪気な笑顔を浮かべる智と話すうち、かつての記憶が甦ってくる…。

「月と雷」の解説

直木賞作家・角田光代の同名小説を、『blue』『海を感じる時』などで女性の繊細な心の機微を表現するのが持ち味の安藤尋監督のメガホンにより映画化。男から男へと根無し草のように暮らす女・直子とその息子の智、その母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子─そんな3人の物語は、「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける内容。主人公の泰子を演じるのは、『ノルウェイの森』や『終戦のエンペラー』で鮮烈な印象を残した初音映莉子。自問自答を繰り返す中で揺れ動く心情を、リアルに表現している。地方都市で生きる者たちの心理描写を繊細に描いた丁寧な脚本と演出は、原作小説の世界観をさらに広げる事に成功している。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年10月7日
キャスト 監督安藤尋
原作角田光代
出演初音映莉子 高良健吾 草刈民代
配給 スールキートス
制作国 日本(2017)
年齢制限 R-15
上映時間 120分
公式サイト http://tsukitokaminari.com/

(C)2012 角田光代/中央公論新社 (C)2017「月と雷」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4.67点★★★★☆、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-10

絵画の如き鈴木一博のカメラワーク。突き放した監督・安藤尋演出。原作・角田光代の皮膚感覚,温もりがワンシーン,ワンシーンから印象深く伝わって来るかも知れない🌃

最終更新日:2020-09-24 13:08:23

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