さよならの朝に約束の花をかざろう 作品情報

さよならのあさにやくそくのはなをかざろう

人里離れた土地に住むイオルフの民は、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らしていた。“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされている彼らは10代半ばで外見の成長が止まり、数百年の寿命を持つ。両親はいなくとも仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごすイオルフの少女マキア(声:石見舞菜香)は、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。ある日、イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨ったメザーテ軍が攻め込んでくる。イオルフ一番の美女レイリア(茅野愛衣)はメザーテに連れ去られ、マキアが密かに想いを寄せる少年クリム(梶裕貴)は行方不明となる。何とか逃げ出したものの、仲間も帰る場所も失ったマキアは、虚ろな心で暗い森をさまよっていた。そこで親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊と出会う。赤ん坊だったエリアル(入野自由)は少年へ成長していき、マキアは時が経っても少女のまま。時代が変化するなか、二人の絆は色合いを変えていく……。

「さよならの朝に約束の花をかざろう」の解説

「心が叫びたがってるんだ。」の脚本を務めた岡田麿里の初監督となるアニメ。10代半ばで外見の成長が止まり数百年生き続け、“別れの一族”と呼ばれるイオルフ族の少女マキア。メザーテ軍に襲われ、帰る場所を失ったマキアは、親を亡くした赤ん坊と出会う。声の出演は、TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』の石見舞菜香、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の入野自由、『ガールズ&パンツァー』シリーズの茅野愛衣、『進撃の巨人』シリーズの梶裕貴。

「心が叫びたがってるんだ。」の脚本を務めた岡田麿里がアニメ映画を初監督。10代半ばで外見の成長が止まり数百年生き続け、“別れの一族”と呼ばれるイオルフ族の少女マキア。メザーテ軍に襲われ、帰る場所を失ったマキアは、親を亡くした赤ん坊と出会う。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2018年2月24日
キャスト 監督岡田麿里 篠原俊哉
出演(声)石見舞菜香 入野自由 茅野愛衣 梶裕貴 沢城みゆき 細谷佳正 佐藤利奈 日笠陽子 久野美咲 杉田智和 平田広明
配給 ショウゲート
制作国 日本(2018)
上映時間 115分

(C) PROJECT MAQUIA

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ユーザーレビュー

総合評価:4.8点★★★★☆、5件の投稿があります。

P.N.「甘えん坊将軍」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-09-07

本日9月8日(金)から1週間限定で『さよ朝』のリバイバル再上映が始まります
岡田麿里さん監督のファンタジーアニメ映画ですがこの映画の見所はファンタジーではなくカナリ特質とも言える親子愛でしょう
10代の容姿から数百年も老化せずに生きる種族の少女が故郷を襲撃され逃げる途中に人間の赤子(男子)を拾い育てる決心をします
しかし赤子が成長すればそのうち同世代の男女になってしまうわけで親子なのにモヤモヤするなんともいえない展開に…
そしていずれ男子が老いて死を迎える時がきても少女はまだ少女のまま…
ネタバレは避けますが戦争も絡んでこの擬似親子は壮絶な人生を駆け抜けます
5年前の映画ですが絵が超絶キレイなので古さはありません
母の日に母と一緒に映画を観るなら私は『母と暮らせば』か『さよならの朝に約束の花をかざそう』のどちらかをオススメします
ラストは泣けます、これを書いていたら観た当時を思い出してまた泣けてきました(笑)

最終更新日:2024-01-19 02:00:18

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