放課後('73) 作品情報
ほうかご
一人の女子高生が放課後に見た大人の世界
中西亜矢子と青木勉は隣同士で、同じ高校一年生、平凡なサラリーマンの家庭である。勉の父は一ヵ月前に函館へ転勤になったが、勉だけは東京に残ることになった。そして、家の階下を、父と同じ会社で遠縁にもあたる北沢研二、夏子夫婦に貸し、自分は二階に下宿しているような生活をしている。夏子は研二よりも一つ年上の姉さん女房で彼女も広告会社に勤めていた。ある土曜日の放課後、勉は亜矢子と友人のめぐみと一緒に神宮外苑で写真を撮っていると、研二が二人と同じクラスの小宮克彦の姉・由紀と一緒に、由紀の経営しているスナック“サンタナ”に入るところを目撃、それを写真におさめた。亜矢子は夏子にその写真を見せたが、彼女は平然としている。
「放課後('73)」の解説
一人の女子高校生が、放課後という学校と家庭との谷間で見た大人の世界、そしてこの年頃の娘だけが持つ、きらめくような毒が、大人の世界に次第に波紋を広げていく。脚本は「初めての愛」の井手俊郎、監督は同作の森谷司郎、撮影は、「にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻」の村井博がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:森谷司郎
出演:栗田ひろみ 天野夕紀夫 加藤和夫 上月左知子 沢井正延 |
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制作国 | 日本(1973) |
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