橋のない川('92) 作品情報
はしのないかわ
住井すゑ原作の映画化
1908年(明治41年)奈良・小森で生まれ育った畑中誠太郎と孝二の兄弟。日露戦争で父親を亡くした二人は、ぬいというしっかり者の祖母と、ふでという心やさしい母に育てられた。被差別部落である小森の子供たちは教員や級友からことごとくいじめられていた。1912年、11歳になった孝二は明治天皇の葬儀の夜、級友のまちえに淡い恋心を抱くが、それははかなく崩れ去ってしまう。孝二の従兄妹の七重は、孝二に恋心を抱いていたが、その一方で自分の子供が被差別部落の子としていじめられるのを恐れていた。そして孝二の気持ちがいつまでもまちえから離れないことを知った七重は、やがて同じ被差別部落の青年との結婚を決める。
「橋のない川('92)」の解説
美しい四季の風景の中で、明治から大正時代を、人間の尊厳をかけて激しく生き抜いた人々の生活を描いた住井すゑ原作の映画化。脚本・監督は「うれしはずかし物語」の東陽一。共同脚本は「あーす」の金秀吉。撮影は「咬みつきたい」の川上皓市がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:東陽一
出演:大谷直子 中村玉緒 杉本哲太 渡部篤郎 |
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制作国 | 日本(1992) |
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