バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 作品情報

ばーどまんあるいはむちがもたらすよきせぬきせき

俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、かつて『バードマン』というスーパーヒーローを演じ一世を風靡したものの、シリーズ終了して20年経った今ではすっかり落ち目となってしまった。彼はレイモンド・カーヴァーの小説『愛について語るときに我々の語ること』を自ら脚色・演出・主演を手がけ舞台化、ブロードウェイで上演し、再び喝采を浴びようとする。しかし起用した実力派俳優のマイク・シャイナー(エドワード・ノートン)ばかりが注目される上に、娘サム(エマ・ストーン)との溝も深まる一方。リーガンは精神的に追い込まれていく……。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の解説

かつて「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡したものの今や落ち目になった俳優が、再起を図りもがくブラックコメディ。あたかも全編1カットかのように撮影されている。監督は「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。主演は「バットマン」のマイケル・キートン。本作で第72回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演男優賞を受賞した。ほか、「ハング・オーバー」シリーズのザック・ガリフィアナキス、「アメリカンヒストリーX」のエドワード・ノートン、「アメイジング・スパイダーマン」のエマ・ストーン、「21グラム」のナオミ・ワッツらが出演。第87回アカデミー賞作品賞、監督賞など計9部門にノミネート。

第87回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む4部門を受賞したドラマ。ヒーロー役で世界的人気を博したものの現在は落ちぶれた俳優リーガンは、復活をかけブロードウェイの主演舞台に挑むが、怪我した共演者の代役に実力派俳優マイクが選ばれ……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年4月10日
キャスト 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演マイケル・キートン ザック・ガリフィアナキス エドワード・ノートン アンドレア・ライズボロー エイミー・ライアン エマ・ストーン ナオミ・ワッツ リンゼイ・ダンカン メリット・ウェバー ジェレミー・シェイモス ビル・キャンプ ダミアン・ヤング
配給 20世紀フォックス映画
制作国 アメリカ(2014)
年齢制限 PG-12
上映時間 120分

(C) 2014 Twentieth Century Fox

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ユーザーレビュー

総合評価:3.89点★★★☆、9件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-03-11

🦇冒頭の燃える空中降下物,中年男の空中浮遊…。何とも奇妙でスピリチュアルな糸口からラストまでjazzなセッションで一気に展開される舞台の実況と出演者のホームドラマ。バベルが垂直方向の階級の物語だとするならば,本篇は水平方向なヒーローの過去・現在・未来の物語何だ

最終更新日:2024-03-12 15:48:50

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