365日のシンプルライフ 作品情報

さんびゃくろくじゅうごにちのしんぷるらいふ

ヘルシンキに暮らす26歳のペトリは、恋人にフラれたことをきっかけに、モノが溢れ返った自分の部屋にウンザリする。ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意。そのルールは4つ。ルール1:自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける。ルール2:1日に1個だけ倉庫から持って来る。ルール3:1年間、続ける。ルール4:1年間、何も買わない。空っぽの部屋から倉庫まで、全裸で雪のヘルシンキを駆け抜ける1日目から始まった365日の“実験”生活。毎日、倉庫からモノを1つ選ぶ度に、“自分にとって今、必要なモノは何か?”を考える。時にはモノに反抗したくなったり、逆にモノが恋しくなったり……。日々変化してゆくモノに対する想い。“必要が満たされた時に、人はモノに何を求めるのか?”、“モノを買わないと決めたのに、直すより買った方が安い。どうしたらいい?”、“何のために、自分は沢山のモノを持っていたのか?”……。無数の問いと葛藤がペトリを襲う。優しい相談相手のおばあちゃん。兄を心配して食料を差し入れてくれる弟。文句を言いながらも、モノの出し入れや修理を手伝ってくれる友人たち。新しく出会ったアウトドア好きなガールフレンド……。様々な人々との関わりの中で、ペトリは“自分を幸せにする、人生で大切なものは何か?”という疑問に対する答えを見出してゆく。

「365日のシンプルライフ」の解説

1年間、全ての持ち物を倉庫に預け、1日に1つずつ必要なものを選んでゆく生活を送る青年の姿を追ったドキュメンタリー。実験的な生活を通じて、“人生で大切なものは何か?”という問いを見る者に投げかける。自ら実験に挑戦し、その様子をカメラに収めたのは、フィンランドでテレビ番組等を手掛けてきたペトリ・ルーッカイネン。

監督自らの体験を基に、ひとりの青年が自分の持ち物を全てリセットして行った、1年間の実験生活を描く。ヘルシンキ在住のペトリは彼女に振られたのを機に、自分の持ち物を全て倉庫に預け、自分を幸せにする、大切なものを探す実験生活をはじめる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年8月16日
キャスト 監督ペトリ・ルーッカイネン
出演ペトリ・ルーッカイネン
配給 パンドラ=kinologue
制作国 フィンランド(2013)
上映時間 80分

(C)Unikino 2013

動画配信で映画を観よう! [PR]

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-25

私は毎日、掃除ばかりしている。昔から掃除魔である。そんな私はこの映画を観て、とても感動した。何よりも発想が素晴らしいと思った。一見の価値がある作品だ。

最終更新日:2023-12-25 02:00:07

広告を非表示にするには