殺しのナンバー 作品情報

ころしのなんばー

アメリカ、ニュージャージー州。CIA捜査官エマーソン・ケント(ジョン・キューザック)は、本部の指示で裏切り者を処分するが、その現場を目撃した彼の娘を逃してしまう。上司のグレイ(リーアム・カニンガム)がその娘を始末したものの、彼の脳裏には訴えるような彼女の眼差しが焼き付く。このミスで心にも傷を負ったエマーソンは、イングランド東部サフォーク州の人里離れたブラックレグ・マイナー送信局に左遷される。ここでは、暗号オペレーターの女性と護衛の捜査官がペアを組んで数日交代で勤務、ヨーロッパの工作員たちに機密指令を送っていた。だが、何の事件もないここでの任務は、20年以上の経験を持つエマーソンにとっては楽な仕事だった。コンビを組む暗号オペレーター、キャサリン(マリン・アッカーマン)の明るさも、エマーソンの閉ざされた心を次第に解きほぐして行く。だがある日、交代のため局へ向かった2人は、入口で突然激しい銃撃を受ける。間一髪、局内に避難した2人は残されたデータから、襲撃してきたのは殺しのプロ集団と判断。本部に救援を要請したエマーソンに返って来たのは、“暗号が漏洩したので、送信係を退任させて撤退しろ”という指示。“退任”とは“死”を意味していた。その時、キャサリンが、敵がCIA最重要幹部15人の暗殺指令を送信した記録を発見。彼らが消されれば、世界は混乱に陥る。だが、中止指令の送信には殺された同僚メレディス(ルーシー・グリフィス)が使用していた暗号表が必要だった。必死に暗号表を探すキャサリン。一方、オペレーター回線までが敵に占拠されていた事実に気づいたエマーソンは、さらに“女を殺せ。お前は見逃してやる”との電話を受け、内部の人間が事件の黒幕なのではないかと疑惑を抱く。その時、キャサリンが暗号表を発見。と同時に、激しい爆発音が響き、局の扉が破壊され、武装した数人の男が乱入してくる……。

「殺しのナンバー」の解説

任地である機密指令の送信局から、最重要幹部15名の暗殺というニセの指令が送信されたことに気付いたCIAエージェントが、事件阻止のために戦う姿を描いたサスペンス。出演は「シャンハイ」のジョン・キューザック、「ロック・オブ・エイジズ」のマリン・アッカーマン。監督はデンマーク出身のカスパー・バーフォード。ビデオタイトルは「スパイ・コード 殺しのナンバー」。

CIA捜査官のエマーソンはミスを犯し、イングランド東部の旧アメリカ軍基地内に隠された乱数放送局に左遷される。彼の任務は、局の暗号オペレーター・キャサリンを護衛すること。しかし彼が任務についた途端、謎の集団に局が襲撃され……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年6月22日
キャスト 監督カスパー・バーフォード
出演ジョン・キューザック マリン・アッカーマン リーアム・カニンガム リチャード・ブレイク ブライアン・ディック ルーシー・グリフィス ジョーイ・アンサー ハンナ・マリー
配給 日活(配給協力 シナジー)
制作国 アメリカ(2012)
上映時間 89分

(C)2012 MMXII Numbers Station Films Ltd. All Rights Reserved.

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最終更新日:2022-07-26 11:03:28

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