偽りの人生 作品情報

いつわりのじんせい

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで結婚8年目の妻クラウディア(ソレダ・ビジャミル)と暮らす医師アグスティン(ヴィゴ・モーテンセン)の心には、ぽっかりと穴があいていた。裕福で安定した暮らしをしながらも、公私共に決まりきった日常に耐え難い息苦しさを感じていたのだ。そんなある日、長らく音信不通だった一卵性双生児の兄ペドロ(ヴィゴ・モーテンセン)が突然訪れ、末期癌に蝕まれた自分を殺すようアグスティンに懇願する。突然の申し出に困惑するアグスティンであったが、ふとしたきっかけでペドロを殺害してしまう。だがアグスティンは、自分が死んだことにしてうりふたつの容姿のペドロになりすまし、人生をやり直そうと考える。ブエノスアイレスから北へ30km程のデルタ地帯、少年時代を過ごした生まれ故郷ティグレに帰り、ここで彼は新たな人生をスタートさせるつもりだった。しかし、ペドロが闇の犯罪に関わっていたことが判明、アグスティン自身も犯罪へと巻き込まれていく。やがて、アグスティンの死に疑問を抱くクラウディアや彼に疑惑の眼差しを向ける幼馴染み、そして心を惹かれていく女が絡み、嘘と真実、因縁と運命が交錯していく……。

「偽りの人生」の解説

「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセンが二役を演じるサスペンス。一卵性双生児の兄を殺害後、彼に成りすまして人生をやり直そうとする男の運命を描く。共演は「瞳の奥の秘密」のソレダ・ビジャミル、ハビエル・ゴディーノ、『回る春』のダニエル・ファネゴ。アルゼンチンの女性監督アナ・ピターバーグの長編デビュー作。

「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセンが一卵性双生児の2役に扮したサスペンス。一見不満のない生活を送る医師アグスティンだったが日々の空虚感と重圧を抱えていた。そこに音信不通だった双子の兄が現れ、自分を殺してほしいと頼む。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年7月12日
キャスト 監督アナ・ピターバーグ
出演ヴィゴ・モーテンセン ソレダ・ビジャミル ダニエル・ファネゴ ハビエル・ゴディーノ ソフィア・ガラ・カスティリオーネ
配給 ブロードメディア・スタジオ
制作国 アルゼンチン=スペイン=ドイツ(2012)
上映時間 117分

(C) 2012 Tornasol Films SA / Haddock Films SRL / Castafiore Films SL / Terz Filmproduktion

動画配信で映画を観よう! [PR]

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「偽りの人生」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:28

広告を非表示にするには