パラダイス・キス 作品情報

ぱらだいすきす

有名進学校に通う早坂紫(北川景子)は、夢も刺激もない高校生活を送っていた。受験を控えて成績は伸び悩み、同級生の徳森浩行(山本裕典)への片思いも何の進展もないまま3年目を迎えた。そんなある日、紫は矢澤芸術学院、通称“ヤザガク”の生徒・永瀬嵐(賀来賢人)から学園祭のファッションショーのモデルにスカウトされる。アトリエに連れて行かれ、嵐のカノジョの櫻田実和子(大政絢)と女装したイザベラ(五十嵐隼士)に会うが、受験のことしか頭にない紫は「あんたの遊びに付き合っているヒマはない」と言い放つ。翌朝、紫の教室に嵐たちのリーダー格・小泉譲二、通称ジョージ(向井理)が現れ、紫の手を取ると強引に外へ連れ出す。ヤザガクの教師でありトップヘアメイクアーティストの如月星次(平山浩行)に紫の髪を切るよう頼むジョージ。コンテスト形式のショーでは、ジョージと麻生香(加藤夏希)が優勝を狙っていた。既に“Paradise Kiss”というブランドで様々な服を創っていたジョージは、仲間たちと共に手分けしてドレスを創る。そんな彼らの情熱に紫は少しずつ心を動かされていく。上手くいかない毎日を厳しすぎる母親(羽田美智子)のせいにしていた紫だったが「お前の意思はどこにある?」とジョージに言われ、彼を見返そうとモデルを引き受ける。そんな中、紫は母親とケンカして家出、ジョージのマンションに間借りすることになる。学校を休学、自立を目指しジョージが紹介してくれた雑誌のモデルの仕事は一流のプロたちの現場だった。紫は遂に夢と出逢えたことに気付き、さりげなくサポートしてくれるジョージに惹かれていく。だがジョージは卒業後にパラキスを解散、パリへ修行に行くと宣言する。ショーの当日。紫はリハーサルでランウェイがまともに歩けない。本番が始まり、ステージに向かう紫の背中で「自分の足で歩いて来い」とジョージが叫ぶ。ショーが終われば別れが待っていることを胸に秘めて、紫は歩き出した……。

「パラダイス・キス」の解説

漫画家・矢沢あいのコミック『Paradise Kiss』を「僕の初恋を君に捧ぐ」の新城毅彦監督が実写映画化。将来に悩む女子高校生が夢に向かう仲間と出会ったことで、自らの歩む道を見出していく姿を描く。出演は「死刑台のエレベーター」の北川景子、「BECK」の向井理、「きな子 見習い警察犬の物語」の山本裕典、「君が踊る、夏」の五十嵐隼士、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の大政絢。

『NANA』と並ぶ人気を誇る矢沢あいのコミックを北川景子、向井理ら、若手スターを配して実写化。親の望むままに進学校へと通い、勉強に明け暮れる毎日を送っていた女子高生が、学園祭のショーモデルに選ばれたのを機に、本当の自分を見出す。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年6月4日
キャスト 監督新城毅彦
原作矢沢あい
出演北川景子 向井理 山本裕典 五十嵐隼士 大政絢 賀来賢人 加藤夏希
配給 ワーナー・ブラザース映画
制作国 日本(2011)
上映時間 116分

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ユーザーレビュー

総合評価:3.86点★★★☆、23件の投稿があります。

P.N.「へいしー」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2011-07-18

原作好きには結構ウケ悪いんじゃないかなぁ。ジョージ、紫は思ったより悪くなかったけど、香と徳森がイメージ違いすぎて萎えた。

最終更新日:2022-07-26 11:03:32

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