一番美しく 作品情報
いちばんうつくしく
戦時下軍事用レンズを作るために働く勤労動員された女子挺身隊を描くセミ・ドキュメンタリー風のドラマ
昭和19年、全国から少女達が徴用を受けて女子挺身隊に組み込まれ、各地の軍需工場で働いていた。光学機器を生産する東亜光学工業にも数十人が配属、女子寮に寝泊まりしつつレンズの増産に従事していた。ある日工場では非常増産強化運動が開始、男子が10割、女子が5割と発表されるが、少女達はそれが不服で男子の2/3を達成すると宣言する。挺身隊の組長・渡辺ツルは少女達をまとめ、成績も着実に伸びていく。しかし無理がたたり、怪我人や病人が出てきたことにより、成績は鈍化、挺身隊の結束もほころび始める。
「一番美しく」の解説
脚本・監督は「姿三四郎」の黒澤明。撮影は「秘めたる覚悟」の小原譲治。出演は「進め独立旗」の入江たか子、「若き日の歓び」の矢口陽子。矢口陽子は後に黒澤明と結婚した。音楽は不明で、清田茂、伊藤昇、井内久(担当)等諸説ある。1944年封切り当時はクレジットタイトルが存在しなかったが、戦後の再公開時に資料より作成、付け加えられている。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:黒澤明
出演:志村喬 清川荘司 菅井一郎 入江たか子 |
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制作国 | 日本(1944) |
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