京都太秦物語 作品情報

きょうとうずまさものがたり

京都太秦、大映通り商店街。クリーニング店の娘、東出京子(海老瀬はな)は、立命館大学の図書館に勤めている。仲の良い幼なじみの梁瀬康太(USA)は豆腐屋の息子で、アルバイトをしながらお笑い芸人を目指してオーディションを受け続ける日々。ある日、京子は図書館で白川静文字学を研究する榎大地(田中壮太郎)と出会う。学問一筋の大地は、京子に一目ぼれしてしまい、研究への一途な態度と同じ情熱を京子への求愛に注ぎはじめる。一方、康太は自分の将来について悩んでおり、京子との関係もうまくいかないでいた。晴れ舞台だったはずの学園祭でも康太の芸は受けず、とうとう二人は喧嘩してしまう。そのとき京子は、自分の生まれ育った太秦の、自分の父の仕事の素晴らしさを知らないのだと康太に言う。そんな二人の様子を偶然見ていた大地が、鴨川を渡って京子のもとにやってくる。そして、明日、一緒に京都を出て留学する北京で暮らそうと、一方的にプロポーズ、新幹線のチケットを無理やり京子に手渡した。翌朝、京都駅に向かう京子がとった決断とは……。

「京都太秦物語」の解説

「おとうと」の山田洋次と「しあわせ家族計画」の阿部勉が共同監督を務め、立命館大学の学生や京都太秦商店街の人たちと共に創り上げた人間ドラマ。二人の男性の間で揺れ動く女性の姿を描く。出演は「築城せよ!」の海老瀬はな、役者としても活躍するEXILEのUSA、「おとうと」の田中壮太郎など。ナレーションは「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」の檀れい。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年5月22日
キャスト 監督山田洋次 阿部勉
出演海老瀬はな USA 田中壮太郎 西田麻衣 北山雅康 ボルトボルズ弓川 アメリカザリガニ 田中泯
配給 松竹
制作国 日本(2010)
上映時間 90分

動画配信で映画を観よう! [PR]

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「京都太秦物語」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:33

広告を非表示にするには