去年マリエンバートで 4Kデジタル・リマスター版 作品情報

きょねんまりえんばーとで

狂うほどに醒めた白日夢の世界

去年マリエンバートで 4Kデジタル・リマスター版のイメージ画像1

時代も国籍も不明な、バロック風の宮殿のようなホテル。宿泊客の中に女Aと男Xと男Mの3人がいる。MはAの夫で、XはAの愛人のようだ。Mがこっそり見守る中、XはAを口説き続ける。「去年、お会いしましたよね?」しかし、Aは全く覚えていないと拒絶し続ける。Xは、去年会った際、1年後に駆け落ちする約束までしたという。XとAは1年前に本当に恋に落ちたのか?Aが知らないふりをしているだけなのか?それともAはXを完全に忘れてしまったのか…。

「去年マリエンバートで 4Kデジタル・リマスター版」の解説

1961年ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)を受賞したアラン・レネ監督、アラン・ロブ=グリエ脚本の傑作。戦後世界文学にムーヴメントを巻き起こした文学運動“ヌーヴォーロマン”の旗手アラン・ロブ=グリエとヌーヴェル・ヴァーグ左岸派の代表格アラン・レネという、当時のフランスにおける「文学」と「映画」におけるカルチャー・ヒーローの二人が奇跡的なコラボレーションを果たした本作は、「映画史上最も難解な映画」と語られる一方、映画芸術の到達点として、後世の映画作家たちに多大なる影響を及ぼし続けている。ヒロインを演じたデリフィーヌ・セイリグが劇中で着るドレス数着の衣装は、晩年のココ・シャネル自らがデザインしている。半世紀の時を経て、シャネルの全面サポートにより完全修復。2018年ヴェネツィア国際映画祭で4Kデジタル・リマスター版がプレミア上映された。2019年10月、日本で劇場上映。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年10月25日
キャスト 監督アラン・レネ
脚本アラン・ロブ=グリエ
出演ジデルフィーヌ・セイリグ ジョルジョ・アルベルタッツィ サッシャ・ピトエフ
配給 セテラ・インターナショナル
制作国 イタリア=フランス(1960)
上映時間 94分

(C)1960 STUDIOCANAL - Argos Films - Cineriz

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「シンメトリー繰り返しの美学」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-12-27

シンメトリーの
常に、対照的で、繰り返しの連続性の会話は、過去の意味の無い思わせ振りな。

日本や東洋が、奇数で、アシンメトリー的であるのと対照的。

常に、人間性の哲学で答えを過去に求め、その思考と言う哲学の迷路から、永遠に抜けれない。

アシンメトリーな、自然の中にある哲学、無と言う無限の可能性に託せない。

男と女の対照性のバランスをもてあそび、偶数のゲームを楽しむ。

アシンメトリーな、アンバランスだが、ダイナミックな今を生きれない人間哲学の迷宮。

明日にさようなら、
今日にこんにちは。

過去ばかり話題にし、明日を夢見るシンメトリー。

常に、ダイナミックに今を生きるアシンメトリー。

シンメトリーの迷宮に、迷い込み、人々は目覚めない。

最終更新日:2020-09-24 13:08:23

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