アンダンテ~稲の旋律~ 作品情報

あんだんていねのせんりつ

食と農と大地、そして人間再生の物語

藪崎千華は、母親の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むが、音楽社会の競争は厳しく次第に自信を失くしてゆく。やがて自分自身をも見失い登校拒否となり、大学中退を余儀なくされる。大学中退後はアルバイト生活に入るが、職場での人間関係がうまく作れず、仕事を転々とする生活を繰り返し続ける。そしてとうとう、一日中家に閉じこもるようになり、日毎の両親とのいざこざも絶えなくなってしまう。そんな自分を思いつめた千華は、千葉県の水田へ、「誰か私を助けてください。」と書いた紙切れをペットボトルに詰め、「心のSOS」として置いてくる。暫くして、この水田の持ち主でありペットボトルを拾った広瀬晋平から手紙が届く。その手紙の内容は真剣に千華のSOSに応えようとしていた。千華は、自分はどのような人間か、どうして他人と会うのが怖いのか、長い長い手紙を晋平に送った。こうして始まった千華と晋平の交流は、千華のひきこもり生活を徐々に変化させていくのだが…。

「アンダンテ~稲の旋律~」の解説

社会に適応出来ず、対人恐怖症とひきこもりから抜け出し、新たな自立の道を懸命に模索する主人公・千華。そして厳しい農業経営の傍ら、食と農業問題に独自の哲学を持ち、土と共に生きる晋平。そこからは現代日本の問題が見えてくる。主人公・千華を演じるのは、「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」など、超大作ミュージカルで国内外から高い評価を得ている新妻聖子。映画初出演にして主演を飾り、家族や他人との関係性に葛藤を抱える女性という難しい役を熱演。また、千華を再生へと導く農業家・晋平を「踊る大捜査線」シリーズなど、TV、舞台、映画と幅広く活躍する名優・筧利夫が演じ、作品に深みを持たせている。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年1月23日
キャスト 監督金田敬
出演新妻聖子 筧利夫 秋本奈緒美 宇津宮雅代 村野武範 三上真史 中条きよし 松方弘樹
配給 映画センター全国連絡会議、ゴーゴービジュアル企画
制作国 日本(2010)
上映時間 110分

(C)2010映画「アンダンテ~稲の旋律~」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。

P.N.「映画屋てっちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2010-03-06

挫折を繰り返しながら、成長していく主人公を「何やってんだ?(怒)」と最初はイライラしながら観るのですが、親の作ったレールに乗せられて、自己を育てられなかった姿が自分に重なる人も多いと思います。 俗に言う“良い子(親の言いなり?)”がコケるとこうなる…の見本とも。映画は自立をテーマに様々な姿を感動的に見せてくれます。新妻聖子さんのエンディングも美しいです。最後まで観て欲しい作品です。

最終更新日:2020-08-04 16:24:03

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