劔岳 点の記 作品情報

つるぎだけてんのき

日本地図完成のために、命を賭けて登頂に挑んだ男たちのドラマ

明治40年、地図の測量手として、実績を上げていた柴崎芳太郎は、突然、陸軍参謀本部から呼び出される。「日本地図最後の空白地点、劔岳の頂点を目指せ」―当時、ほとんどの山は陸地測量部によって初登頂されてきたが、未だに登頂されていないのは劔岳だけだった。柴崎らは山の案内人、宇治長次郎や助手の生田信らと頂への登り口を探す。その頃、創立間もない日本山岳会の会員も剱岳の登頂を計画していた。

「劔岳 点の記」の解説

測量に携わる人たちの情熱と尊厳を描いた、新田次郎の同名小説が原作。『八甲田山』『火宅の人』などの撮影を手掛けた日本映画界を代表する名カメラマン・木村大作が、50年の映画人生全てをかけて監督・撮影に取り組んだ。日本地図を完成させるために、未踏峰の劔岳山頂を目指す測量手と山の案内人をそれぞれ浅野忠信と香川照之が演じるほか、松田龍平、仲村トオル、役所広司など名だたる俳優たちが集結。CGに頼らない本物の大自然を撮影することにこだわり、危険を冒しながら圧巻の雪山シーンにも挑んだ。出演者が異口同音に「今までで一番つらい撮影だった」と語る妥協を許さない過酷な撮影を想像しながら、その映像美に酔いしれたい。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年6月20日
キャスト 監督・撮影木村大作
原作新田次郎
出演浅野忠信 香川照之 宮崎あおい 小澤征悦 井川比佐志 國村隼 夏八木勲 松田龍平 仲村トオル 役所広司
配給 東映
制作国 日本(2009)

(C)2009「劔岳 点の記」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4.12点★★★★☆、27件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-03

劔岳の山頂を目指す男達の山行と其れを戦意高揚の宣伝に利用しようと目論む愚かで浅はかな帝国軍部の体質がクッキリと描き分けらられた気骨ある映画だ!此は黒澤明組で培った撮影監督の最大級の強み何だろう。修験僧の遺物のエピソードや山男の友情も良い 。測量師の地図作りと言う地味な日常では三浦しおん原作の辞書編纂者の映画〈舟を編む〉を連想した。

最終更新日:2019-10-18 13:22:27

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