忍ぶ川 作品情報

しのぶかわ

三浦哲郎の同名小説を熊井啓が映画化

哲郎と志乃は料亭“忍ぶ川”で知りあった。志乃は“忍ぶ川”の看板娘だった。哲郎は初めての出合いから、彼女にひかれて、“忍ぶ川”に通った。ある夜、話が深川のことに及んだ時、志乃は、私の生まれた土地で、もう8年も行っていないと言う。哲郎は志乃を誘い、薮入りの日に深川を案内することになった。志乃は洲崎パラダイスにある射的屋の娘で、父はくるわでは“当り矢のせんせ”と呼ばれていた。志乃が12歳の時、戦争で一家は栃木へ移住、弟や妹たちをおいて、志乃は東京に働きに出ていたのである。深川から帰った夜、哲郎は志乃に手紙を書いた。〈今日、深川で言いそびれた私の兄弟のことを、ここにしるします。私は六人兄弟の末っ子です〉兄が二人、姉が三人いて、上の姉二人が自殺、長兄が失踪、次兄はしっかりものだったが、私を大学へ入れてくれたのも、深川にいたのもこの兄なのだが、3年前に自分で木材会社を設立するという名目で逐電した。

「忍ぶ川」の解説

原作は、幻の企画といわれ映画化の話が出ては消え、やっとこのほど11年ぶりに映画化の運びとなった、三浦哲郎の同名小説、第44回芥川賞を受賞している。脚本は、長谷部慶治、監督は脚本も執筆している「地の群れ」の熊井啓、撮影は「裸の十九才」の黒田清巳がそれぞれ担当。 (キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督熊井啓
出演栗原小巻 加藤剛 永田靖
制作国 日本(1972)

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最終更新日:2019-09-24 00:01:03

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