この胸いっぱいの愛を 作品情報

このむねいっぱいのあいを

「あなたを好きだから、僕はあなたを救いたいのです」。『黄泉がえり』のスタッフによる新たなドラマ

2006年。子どもの頃に過ごした北九州に、出張で向かった比呂志は、自分が1986年にタイムスリップしていることに気づく。同じ飛行機に乗り合わせたヤクザの布川、影の薄い男・臼井、盲目の老婦人・朋恵も同様にタイムスリップしていた。旅館を営む祖母に預けられていた20年前のその日、自分が火事を起こしていたことを思い出した彼は、旅館の台所に駆け込み、間一髪のところで火を消し止める。このことをきっかけに、20年前の自分自身“ヒロ”と同じ部屋に居候することになる比呂志。旅館に住むことは、ずっと忘れられない初恋の人“和美姉ちゃん”との再会も意味していた。

「この胸いっぱいの愛を」の解説

「もしも、過去にタイムスリップし、ひとつだけやり直すことができるのなら、愛する人を救えるかもしれない……」。興行収入30億円を超える大ヒットを記録した『黄泉がえり』の原作者でもある梶尾真治の中編小説「クロノス・ジョウンターの伝説」を基に、塩田明彦らが脚色したファンタジー・ドラマ。主演に伊藤英明、ミムラ。あくまでも軸は比呂志だが、むしろ脇のストーリーとキャラクターに惹かれる。特に存在感のない男、臼井光男を演じる宮藤官九郎のキャラクターが特異でイイ。動きもしゃべり方も明らかに怪しくて、逆に目立つと思うのだが、おもしろいのでヨシ。ファンタジーには付き物とも言えるが、全体的には入り込めるか否か、分かれるところだろう。比呂志のストーリーとして見るよりも、10歳の少年“ヒロ”の物語としたほうが感情移入しやすいかもしれない。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年10月8日
キャスト 監督・脚本塩田明彦
原作梶尾真治
出演伊藤英明 ミムラ 吉行和子 愛川欽也
配給 東宝
制作国 日本(2005)
上映時間 124分

(C)2005「この胸いっぱいの愛を」製作委員会

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最終更新日:2020-09-15 14:50:37

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