ファイト・クラブ 作品情報

ふぁいとくらぶ

暴力と狂気に魅入られていく男の姿を描いた異色ドラマ

ジャックは保険会社に勤めるヤング・エグゼクティブ。ここ数カ月は不眠症に悩み、さまざまな病気を抱える人々が集まる「支援の会」に通い始め、そこで泣くことに快感を覚えるように。ある時、やはり「支援の会」中毒の女、マーラに出会い、電話番号を交換する。出張先の飛行機でジャックはタイラーと知り合う。フライトから帰ってくるとなぜかアパートの部屋は爆破されており、ジャックは仕方なくタイラーの家に泊めてもらうが、タイラーは自分を力いっぱい殴れという…。

「ファイト・クラブ」の解説

暴力と狂気に魅入られていく男の姿を描いた異色ドラマ。チャック・ポーラニックの同名小説の映画化。監督は『セブン』『ゲーム』のデイヴィッド・フィンチャー。脚本はジム・ウールス。撮影は『ゲーム』のジェフ・クローネンウェス。音楽はダスト・ブラザーズ。出演は『ジョー・ブラックによろしく』のブラッド・ピット、『ラウンダーズ』のエドワード・ノートン、『鳩の翼』のヘレナ・ボナム=カーターほか。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督デイヴィッド・フィンチャー
出演エドワード・ノートン ブラッド・ピット ヘレナ・ボナム=カーター
制作国 アメリカ(1999)

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-09-19

1960年代生まれの世代意識が色濃く反映されたパラニュークとフィンチャーによる社会批評映画。戦争もなく平和で安定した経済で、特に大きな不平不満を社会にアピールしなくても生きていける時代の、男性性の捌け口をシンボライズする。血と汗にまみれて悶絶するまで格闘することにカタルシスを得るが、それだけでは収まらない。主人公ジャックはパラノイアからテロリズムまで行ってしまう。もう一人の理想の自分をブラッド・ピット演じるタイラーで見せる、映画ならではの表現法と演出が面白い。
1970年の「いちご白書」の頃は闇雲に外に向けられたベクトルだったが、この30年後は自分自身に向けられた危ういベクトルということであろうか。

最終更新日:2019-12-14 13:22:59

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