アンテナ 作品情報

あんてな

田口ランディの同名小説を映画化。傷ついた青年と家族の再生を描くドラマ

大学生の祐一郎(加瀬亮)は、幼い頃、妹の真利江が失踪して以来、自傷を止められないでいた。ある日、監禁されていた少女が保護されたニュースが流れると、母親と弟は、「真利江が帰ってくる」と騒ぎ出す。興奮した弟は病院へ入り、祐一郎に「これからは真利江として生きる」と告げる。その頃、祐一郎は哲学の研究のため、SMの女王ナオミを取材していた。家族から逃げるようにナオミの元へ通う祐一郎は、踏みつけにされながら、胸に溜めていたものを吐き出していった。

「アンテナ」の解説

心の歪みと解放を描いていく映画『アンテナ』は、ベストセラー小説家、田口ランディの長編第2作を映像化した、痛々しくも深みある物語。見えないアンテナが何かを敏感に感じ取り、それが、家族の救済へとつながっていく繊細なドラマだ。胸に抱え込んだ苦しみを肉体の痛みで解放しようとする青年、祐一郎と、トラウマから逃れられず、魂の抜けてしまった彼の家族。時が止まったような、非現実的な空気の中で、どこかで起きた少女監禁事件が悲しい過去を呼び戻し、精神を大きく揺さぶっていく。

祐一郎を演じるのは、加瀬亮。傷ついた心と身体を持て余し、SM嬢、ナオミによって解き放たれていく姿を体当たりで演じきる。同年齢の熊切和嘉監督と、息の合った丁寧なキャラクター作りに成功した。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年1月10日
キャスト 監督熊切和嘉
原作田口ランディ
出演加瀬亮 小林明実 木崎大輔 浅丘めぐみ 宇崎竜童
配給 オフィス・シロウズ
制作国 日本(2002)
上映時間 117分

(C)2003『アンテナ』パートナーズ

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最終更新日:2020-09-25 14:38:41

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