ヴァイブレータ 作品情報

ぶぁいぶれーた

トラックに乗り、旅をするひと組の男女。現代女性の悩み、ストレス、そして癒しを描いた赤坂真理の同名小説の映画化。

早川玲は31歳のフリーのルポライター。彼女は以前から頭の中で響く「自分の中の声」「昔聞いた他人の声」に悩まされ、アルコールと食べ吐きに依存していた。その夜も酒を求めてコンビニに入るが、そこに入ってきた1人のトラック運転手が彼女の目をひく。「声」の求めるまま女は男と寝て、女は男のトラックの旅に同行する。その男といると女は「声」から解き放たれたような気になった。

「ヴァイブレータ」の解説

ひとことで言えば、「狂気の一歩手前にいそうな危うい女性が、本能のままに生きているような自分とは正反対のトラック運転手と出会い、旅を続けていくうちに癒されていく」というロードムービーだ。主な登場人物は主人公の女性とトラック運転手の2人だけ。冒頭、この女性がコンビニの中を徘徊し、「声」が被ってくる。その内容は酔っぱらいオヤジのつぶやきのようでもあり、電車の中でブツブツつぶやいている「アブナイ人」のようでもある。

物語に共感できなくとも、第3の同乗者として一緒にトラックの旅を続けて欲しい。再び出発点に戻ってきた時、いつのまにかシンパシーを感じ、心の中でスクリーンの中の2人に手を降って別れているだろう。そして自分の心も、少しだけ軽くなっているのを感じるはずだ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2003年12月6日
キャスト 監督廣木隆一
原作赤坂真理 寺島しのぶ 大森南朋
配給 ステューディオスリー、シネカノン
制作国 日本(2003)
年齢制限 R-15
上映時間 95分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-14

そしてサイレント映画の字幕の様な台詞がヒロインの呼吸の如くに暫し刻まれて、トラック走行中の震動音とシンクロナイズする、其のときめき感が堪らない…。其のエロスはヴィム・ヴェンダース監督のロード・ムービーか、はたまたシャン・ギャバン主演の映画〈ヘッドライト〉かと言った処か…。

最終更新日:2019-11-14 09:28:17

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