トラフィック 作品情報
とらふぃっく
巨大麻薬コネクションに立ち向かう人々の熱いドラマ!国を守る為、娘を救う為、夫を救う為、それぞれの思いが交差する危険な賭けをスリリングに描く!
アメリカとメキシコを結ぶ巨大麻薬コネクション「トラフィック」。メキシコ州警察の警官ハビエール(ベニチオ・デル・トロ)は親友と共に国境の警備にあたっていたが、やがて親友が汚職に手を染めてしまう。一方、麻薬取締り最高責任者ロバート(マイケル・ダグラス)は、娘が麻薬に溺れていることを知り、なんとか立ち直らせようとする。麻薬王の妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は夫と子供を守る為、自らも悪の組織に手を染めていく。麻薬に関わる人々の思考が交差する中、それぞれの事件はやがて結末を迎えるのだった。
「トラフィック」の解説
2000年12月に全米で公開されて以来、各映画賞の主要30部門以上を総ナメにし、爆発的なヒットを飛ばし続ける話題作『トラフィック』。その魅力はアメリカとメキシコを結ぶ巨大麻薬コネクションを題材にしたスケールの大きさと、メキシコのシーンを太陽と砂漠をイメージしたかのようなセピア色で描いたスタイリッシュな映像、そして先が読めないスリリングなストーリーと映画全体から漂う緊迫感だろう。多くの登場人物がいながら物語が混乱することなく、さらに群像劇にありがちな最後に全員が関わっていくという展開もみせない。それぞれのエピソードに緊張が走り、やがて結末を迎えていく。
特に各映画賞で評価が高いメキシコ警官役のベニチオ・デル・トロの鋭い演技が際立っている。彼の持つ存在感と灰汁の強さは、この映画のイメージにぴったりとハマッていて観客をストーリーに引き付ける力強さを持っている。そして登場人物全員が悲しみと怒りに満ちていて、そそのパッションが大きな原動力となって物語を動かしているかのようにも感じる。アメリカが抱える最も大きな社会問題「麻薬」が織り成す様々な人間模様は、最初から最後まで手に汗握る面白さを持っている!
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2001年4月28日 |
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キャスト |
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:マイケル・ダグラス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ ベニチオ・デル・トロ デニス・クエイド |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
制作国 | アメリカ(2000) |
上映時間 | 148分 |
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