あの頃ペニー・レインと 作品情報

あのころぺにーれいんと

トム・クルーズ主演の『ザ・エージェント』で世界的ヒットを飛ばしたキャメロン・クロウが自身をモデルに描くさわやかなサクセス・ストーリー

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デビュー作の『セイ・エニシング』から『シングルス』『ザ・エージェント』と、心の琴線に触れる秀作を作りつづけてきたキャメロン・クロウ監督の“優しいハート”の原点はここにあったのかと、映画ファンなら思いがけない発見にほくそ笑むに違いない。クロウ監督がわずか15歳でローリングストーン誌のライターになってしまった夢のような体験をまとめたのが、この映画。ひとつの夢を追いつづければ必ず奇跡は起きる。そんな気持ちになる愛と希望に満ちた一編だ。それにしても、『あの頃ペニー・レインと』とは、切なく甘酸っぱい10代の思い出を現わすにはドンピシャの邦題である。

「あの頃ペニー・レインと」の解説

ウィリアム(パトリック・フュジェット)は15歳。弁護士を目指す彼が、ロックを聴き出したのは姉の影響から。伝説的なロック・ライターのレスター(フィリップ・シーモア・ホフマン)に気に入られ、彼の雑誌や地元の新聞に掲載された原稿が、たまたまローリングストーン誌の編集者の目にとまったのが幸運のはじまり。何せ、相手は15歳の小僧が書いたとは思っていない。ウィリアムはローリングストーン誌からブレイク寸前のロック・バンドのツアーに同行取材する仕事を得る。普通だったらプロのミュージシャンたちが見向きもしないようなガキだが、そのひたむきな純粋さが周囲の大人たちを惹きつける。そして彼らはホンネを少年に語りかけるようになる。その同行取材ができるきっかけを作ってくれたのは、ロック・バンドのグルーピーの中でもリーダー的な存在のペニー・レイン(ケイト・ハドソン)だった。出遭ったその日から、ウィリアムにとって彼女は女神のような存在となる。

ペニー・レインを演じているのは、ゴールディ・ホーンを母に持つケイト・ハドソン。彼女は幼さと妖艶さを併せ持った圧倒的な存在感で観る者を魅了する。ウィリアムにとっては厳しい恋の結末を迎えるが、初恋は実らないからこそ美しい思い出としていつまでも残るのである。キャメロン・クロウが久々にジャーナリストの立場から伝説的な映画監督ビリー・ワイルダーに取材して、その対話をまとめた「ビリー・ワイルダーならどうする?」が先頃出版された。リサーチと執筆に1年半をかけた労作である。ワイルダーに取材しつつ、クロウ監督が『あの頃ペニー・レインと』の脚本をまとめあげようとしている様子も会話の端々から読み取ることができる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2001年3月17日
キャスト 監督キャメロン・クロウ
出演ビリー・クラダップ ケイト・ハドソン アンナ・パキン フィリップ・シーモア・ホフマン
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作国 アメリカ(2000)
上映時間 123分

TM & (C)2000 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-07-24

実に面白い作品だね。フォトジェニックな写真collageのエンドロール,其の書き文字の雰囲気も温かいんだ

最終更新日:2020-10-22 13:27:13

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