今週の動員ランキングは、「花束みたいな恋をした」の坂元裕二脚本、「ラストマイル」の塚原あゆ子監督初タッグによるオリジナルのラブストーリー『ファーストキス 1ST KISS』(東宝)が、初日から3日間で動員17万4000人、興収2億5400万円を記録して初登場1位を飾った。事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルする主人公・硯カンナを松たか子、未来から来たカンナと出会う夫・駈を松村北斗が演じ、吉岡里帆、森七菜、リリー・フランキーらが共演している。 2位には、心が芽生えたロボットと動物たちの絆を描いたドリームワークス・アニメーション30周年記念作『野生の島のロズ』(東宝東和/ギャガ)が、初日から3日間で動員12万2000人、興収1億7000万円をあげランクイン。監督はクリス・サンダース、声優陣は主人公のロボット・ロズをルピタ・ニョンゴ、ハズレ者のキツネ・チャッカリをペドロ・パスカル、ロズに育てられる雁のひな鳥・キラリをキット・コナーが演じ、日本語吹替版では綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福がそれぞれの声を担当している。
3位には前週、公開4週目にして1位を獲得した『366日』(松竹/ソニー)が続き、週末3日間で動員11万5000人、興収1億5000万円を記録。累計成績は動員130万人、興収16億円を突破した。
4位は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(東宝/バンダイナムコフィルムワークス)が続き、週末3日間で動員11万2000人、興収1億9100万円をあげた。累計成績は動員138万人、興収22億円を超えている。
5位には、韓国映画「テロ,ライブ」を基に、オリジナル展開も盛り込んだリアルタイム型サスペンス『ショウタイムセブン』(松竹/アスミック・エース)が、初日から3日間で動員10万2000人、興収1億3900万円をあげて初登場。阿部寛が爆破事件の犯人から交渉役に指名された元人気キャスターの主人公・折本眞之輔を演じており、監督は渡辺一貴、共演は竜星涼、生見愛瑠、井川遥、他。
この他既存の作品では、7位の『グランメゾン・パリ』(東宝/ソニー)が動員253万人、興収36億円を突破、8位の『はたらく細胞』(ワーナー)は動員442万人、興収60億円に迫っている。