今週の動員ランキングは、累計発行部数5000万部を誇る北条司の人気漫画をアニメーション化した『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』(アニプレックス)が、初日から3日間で動員21万1000人、興収3億2500万円をあげ初登場1位に輝いた。2019年公開の前作「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」は、TVアニメシリーズから約20年ぶりの復活作となり、動員100万人超を記録。最新作では冴羽獠の原点に迫り、声優陣には冴羽獠役の神谷明、槇村香役の伊倉一恵をはじめオリジナルキャストが再集結。総監督は前作に引き続きTVシリーズ初代監督のこだま兼嗣が務め、監督は竹内一義。 2位には前週1位で初登場した『ホーンテッドマンション』(ディズニー)が続き、週末3日間で動員20万3000人、興収3億500万円を記録。累計成績は動員68万人、興収10億円を突破した。
3位は前週と同じく『こんにちは、母さん』(松竹)が続き、週末3日間成績は動員8万5000人、興収1億600万円。累計成績は動員41万人、興収5億円となっている。
新作では5位に中田秀夫監督が橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)を主演に迎えた体感型ホラーエンターテインメント『禁じられた遊び』(東映)がランクイン。清水カルマのデビュー小説を基に、死者を蘇らせる最凶の禁忌「エロイムエッサイム」の呪文により巻き起こる恐怖を描き出しており、世界58カ国での上映も決定した。共演はファーストサマーウイカ、堀田真由、倉悠貴、他。
既存作品では、6位の『君たちはどう生きるか』(東宝)が累計興収80億円に迫ってきた。
また、7位の『キングダム 運命の炎』(東宝/ソニー)は累計興収51億円を突破し、シリーズ3作連続で興収50億円を達成した。