今週の動員ランキングは、先週に引き続き2週連続で1位から3位が先週と全く同じ結果となった。『名探偵コナン 緋色の弾丸』(東宝)が、土日2日間で動員12万4000人、興収1億7700万円をあげ4週連続で首位を獲得。累計では動員423万人、興収59億円を突破している。コナンを追う『るろうに剣心 最終章 The Final』(ワーナー)は、土日2日間で動員10万7000人、興収1億5600万円をあげるも、先週に引き続き2位に。公開から9週目を迎えた『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(東宝/東映/カラー)も先週同様3位をキープ。累計では動員546万人、興収83億円を突破している。
4位には『ジェントルメン』(キノフィルムズ)が初登場。「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のガイ・リッチー監督による最新作は、20年ぶりに監督の地元であるロンドンを舞台にしたノンストップ・クライム・サスペンス。「ダラス・バイヤーズクラブ」では実在するエイズ患者を演じアカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演男優賞をダブル受賞したマシュー・マコノヒーの他、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華キャストが一癖も二癖もある個性豊かなワルを演じる。
公開から30週目を迎えてもなおTOP10にランクインし続けている『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(東宝/アニプレックス)は、先週からワンランクダウン。注目の累計では動員2890万人、興収399億円を突破し、興収400億円突破まで1億円を切っている。
米アカデミー賞主要3部門受賞を受け、先週公開6週目にして初のTOP10入りを果たした『ノマドランド』(ディズニー)は6位にランクイン。
ほか新作では、「ポリス・ストーリー3」「ライジング・ドラゴン」など傑作アクションを次々と生み出してきた、スタンリー・トン監督とオールタイムアクションレジェンド、ジャッキー・チェンの9作目となるコラボレーション『プロジェクトV』(ツイン)が7位でスタートを切った。