今週の動員ランキングは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(東宝/東映/カラー)が、土日2日間で動員19万6000人、興収3億2100万円をあげ、4週連続で首位に立った。累計では動員451万人、興収68.9億円を突破し、動員・興収共に同シリーズの最高記録を更新中だ。
公開から25週目を迎えた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(東宝/アニプレックス)は、土日2日間で動員15万3000人、興収2億3700万円をあげ先週の3位からワンランクアップの2位にランクイン。前週比は、動員で37%増、興収で39%増という驚きの数値に。累計では動員2857万人、興収394億円を突破した。
先週2位でスタートを切った『モンスターハンター』(東宝/東和ピクチャーズ)は土日2日間で動員10万3000人、興収1億6200万円をあげ3位に。累計では動員50万人、興収7億円を突破している。
『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』(東宝)は、土日2日間で動員10万人、興収1億3800万円をあげ4位に初登場。ドラマファンの女性を中心に集客し、公開から3日間の累計で動員14万3000人、興収1億9300万円をあげるスタートを切った。韓国ドラマ「愛の不時着」などで知られるスタジオドラゴンと、世界的に高い評価を得ている制作会社ASTORYが共同で手掛け、数々の賞を受賞した韓国の同名ドラマをリメイクしたTVドラマの劇場版。坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子らドラマのメンバーに加え、劇場版からの新キャストとして伊原剛志、鹿賀丈史ら実力派俳優が参加。監督は「探偵はBARにいる」の橋本一が務めている。
先週4位でスタートを切った『騙し絵の牙』(松竹)は2ランクダウンの6位、同じく6位でスタートの『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話』(ショウゲート)は10位となっている。
ほか既存作品では、7位の『トムとジェリー』(ワーナー)が累計で動員50万人、興収6億円を突破。公開から10週目を迎えてもなおランクインを続ける9位の『花束みたいな恋をした』(東京テアトル/リトル・モア)は、累計で動員265万人、興収35億円を突破する大ヒットとなっている。