新作の登場がないため、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(ワーナー)が1位、『一度死んでみた』(松竹)が2位、『パラサイト 半地下の家族』(ビターズ・エンド)が3位をキープする結果となった。拡大公開から14週目を迎え、息の長い興行を続ける『パラサイト~』は累計で動員333万人を突破、興収は間もなく46億円に達する。
4位には『Fukushima 50』(松竹/KADOKAWA)が、先週の6位から2ランクアップ。公開から10週目を迎えた『犬鳴村』(東映)は、今週も5位に留まった。6位には『仮面病棟』(ワーナー)がランクイン。7位は『弥生、三月 -君を愛した30年-』(東宝)がキープしている。
8位には『ミッドサマー』(ファントム・フィルム)がワンランクアップ。『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(東宝)は、先週の圏外から再ランクインを果たし、累計では、動員88万人、興収11億円を突破している。
10位には、先週圏外でスタートを切った『囚われた国家』(キノフィルムズ)がランクイン。「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のルパート・ワイアット監督が、【地球外生命体】の支配下となった地球を舞台に、レジスタンスたちの攻防を描く近未来SFサスペンス。
新型コロナウイルス感染拡大が止まらない。7都道府県に緊急事態宣言が出され、全国の映画館では都市部を中心に220サイト以上が営業を休止する事態となっている。また、公開延期となる作品も後を絶たず、その数はすでに120本を超えた。GW公開作品もほとんどが公開の延期を決定しており、4月中の大規模公開作品の封切予定はなくなった。