今週の映画動員ランキングは、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(東映)が、土日2日間で動員30万3100人、興収3億5900万円をあげ、初登場1位を獲得。「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」(2016年12月10日公開、最終興収9億4000万円)の動員対比で132.6%となる素晴らしいスタートを切った。2017年9月に放送が開始された「仮面ライダービルド」、その前作「仮面ライダーエグゼイド」を中心に、平成のライダーシリーズ6作品のヒーローが集結し、人類滅亡を図る科学者に立ち向かう。監督は上堀内佳寿也、出演は犬飼貴丈、飯島寛騎、渡部秀ほか。
『DESTINY 鎌倉ものがたり』(東宝)は、土日2日間で動員23万1500人、興収2億9700万円をあげ2位に初登場。30年読み継がれているベストセラーコミック「鎌倉ものがたり」を、シリーズ3部作で総興収112億円を突破した「ALWAYS 三丁目の夕日」チームが再集結して実写映画化。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの山崎貴が監督、脚本、VFXを担当、人間と魔物や幽霊、妖怪など人ならざるものが共に暮らす鎌倉が舞台のファンタジー大作となっている。堺雅人、高畑充希が新婚夫婦役で初共演するほか、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒ら個性あふれる豪華メンバーが出演している。
『オリエント急行殺人事件』(フォックス)は、土日2日間で動員16万9100人、興収2億2600万円をあげ3位スタートを切った。ケネス・ブラナーが主演・監督・製作を務め、1974年にも映画化されたアガサ・クリスティの傑作ミステリーを、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスほか豪華キャストで新たに映画化したミステリー大作。
2015年に公開された劇場版もロングランヒットしている「ガールズ&パンツァー」の全6話で描かれる最終章『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』(ショウゲート)は4位にランクイン。監督は劇場版も手掛けた水島努、声の出演は渕上舞、茅野愛衣、尾崎真実ほか。
既存作品では、先週1位、2位でスタートした『鋼の錬金術師』(ワーナー)、『探偵はBARにいる3』(東映)は新作4作に次いで5位、6位へ後退。初登場1位でスタートし、5週間連続でランクインをはたしている10位の『HiGH&LOW THE MOVIE3/ FINAL MISSION』(松竹)は、累計興収10億円を突破した。