『君の名は。』(東宝)は土日2日間で動員34万7000人、興収4億6800万円をあげ、いまだに2位を大きく引き離す成績で8週連続1位を獲得。累計では154億円を突破した。
「桐島、部活やめるってよ」原作の朝井リョウによる直木賞受賞作を映画化した『何者』(東宝)が土日2日間で動員13万1000人、興収1億8200万円をあげ2位に初登場。就職活動を通して自分が“何者”であるかを模索する5人の大学生の姿を描く。出演は佐藤健、有村架純、菅田将暉、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之。監督は「愛の渦」の三浦大輔。
奥浩哉のヒットコミック「GANTZ」をフル3DCGでアニメ化した『GANTZ:0』(東宝映像事業部)が6位にランクイン。原作の中でも人気の高い「大阪篇」を基に、東京と大阪のガンツチームが妖怪軍団と戦いを繰り広げる。「TIGER&BUNNY」のさとうけいいちが総監督を務めている。
西川美和監督が直木賞候補となった自著を本木雅弘主演で映画化した『永い言い訳』(アスミック・エース)が10位に初登場。関係の冷え切った妻の死をきっかけに、人生を見つめ直していく流行作家の姿を描く。共演は竹原ピストル、深津絵里、堀内敬子、黒木華。