男女の心の機微を美しい風景描写で描き、国内外で注目を集める新海誠監督の「言の葉の庭」から3年ぶりとなるオリジナルアニメ『君の名は。』(東宝)が土日2日間で動員68万8000人、興収9億3000万円という素晴らしいオープニング成績で初登場1位を獲得。都会に憧れる田舎の女子高生の三葉と、東京で暮らす男子高校生の瀧は会ったこともないはずのお互いの心と体の入れ変わりに遭遇する。声の出演は神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子。世界85の国と地域で公開も決定した。
黒川博行原作の「後妻業」を大竹しのぶ、豊川悦司共演で映画化した『後妻業の女』(東宝)が土日2日間で18万3000人、興収2億1500万円をあげ4位に初登場。資産家の高齢男性の後妻に納まり、金品を貢がせる後妻業を生業とする女と背後で糸をひく結婚相談所の所長の姿を描く。共演は尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏ほか。監督は「愛の流刑地」の鶴橋康夫。
ニューヨークを舞台に活躍するカメの忍者4人組を描いたシリーズ第2弾『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(東和ピクチャーズ)が10位にランクイン。前作から引き続きマイケル・ベイが製作。出演はミーガン・フォックス、ウィル・アーネット、アラン・リッチソンほかで、ローラ・リニー、スティーブン・アメル等が新たに参加。監督は「EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー」のデイブ・グリーン。