『信長協奏曲(のぶながコンツェルト』(東宝)が、土日2日間で動員46万1321人、興収6億412万2100円をあげ、2週連続1位を獲得。前週動員比99%と落ちのない好調ぶり。
2位には1986年のテレビドラマ放送開始から30年、劇場版7作目となり、前作「まだまだあぶない刑事」から10年ぶりに製作された舘ひろし、柴田恭兵主演『さらば あぶない刑事』(東映)が、252スクリーンで公開され、土日2日間で動員21万7273人、興収2億9119万1700円をあげ、初登場。定年退職まであと5日となったタカ&ユージのコンビが中南米マフィアとの戦いに挑む。シリーズお馴染みの浅野温子、仲村トオルのほか、敵役の吉川晃司、タカの恋人役の菜々緒が共演。監督は村川透。
3位の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(ディズニー)は、前週動員比96%と好調を維持し、興収101億円を突破した。
ジョニー・デップが実在の最重要指名手配犯ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じた『ブラック・スキャンダル』(ワーナー)が265スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万6195人、興収1億1350万5000円をあげ、4位に初登場。 ジョニーの薄毛オールバックの革ジャン姿も見所で、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチが共演。監督は「ファーナス 訣別の朝」のスコット・クーパー。
5位には小野不由美原作で山本周五郎賞受賞の同名ホラーの映画化『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(松竹)が221スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万2182人、興収1億1063万7600円をあげ、ランクイン。小説家の「私」のところに読者の女子大生から「住んでいる部屋で奇妙な音がする」という手紙が届く。出演は竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎。監督は「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋。