「パックマン」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」など日本生まれのゲームキャラクターが多数登場する『ピクセル』(ソニー)が620スクリーンで公開され、土日2日間で動員13万9339人、興収2億1578万2700円をあげ、初登場1位となった。ゲームのキャラクターたちに変身して侵略してきた宇宙人に、地球の危機を救うためゲームオタクたちが立ち上がる姿を描く。監督は「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス。柳沢慎吾や渡辺直美が声優を務めた日本語吹替版も人気で、3Dの吹替版が最も稼働した。
2週目の『アンフェア the end』(東宝)は、土日2日間で動員13万6093人、興収1億9077万3800円をあげ、僅差で2位となっている。
東野圭吾が1995年に発表した同名小説を堤幸彦監督が映画化した『天空の蜂』(松竹)が312スクリーンで公開され、土日2日間で動員12万5917人、興収1億6141万4600円をあげ、初登場3位となった。自衛隊用の大型ヘリコプター・ビッグBが遠隔操作され、福井県の原子力発電所の真上に静止、犯人は国内の原発を破棄するよう要求する。ビッグBを開発した設計士・湯原に江口洋介、原発の設計士・三島に本木雅弘が扮して初タッグを組んだ。共演は仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、佐藤二朗。
その他、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督のスパイアクション『キングスマン』(KADOKAWA)が、土日2日間で動員8万3562人、興収1億1438万5600円をあげ、6位初登場。表向きは高級スーツ店だが、実は世界最強のスパイ組織である「キングスマン」で活躍する主人公ハリー・ハートを「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが演じている。
9位にブラッド・ペイトン監督、ドウェイン・ジョンソン主演のディザスター・ムービー『カリフォルニア・ダウン』(ワーナー)がランクイン。土日2日間で動員4万6468人、興収6316万9500円をあげた。巨大地震に襲われたカリフォルニアを舞台に、スーパーレスキュー隊のパイロットが娘を救うため奔走する。