2013年に公開され42.4億円のヒットとなった、言葉を話す下品なテディベアのテッドと中年男ジョンが騒動を巻き起こすコメディの続編『テッド2』(東宝東和)が623スクリーンで公開され、土日2日間で動員30万7960人、興収4億4190万2000円をあげ、初登場1位となった。結婚したテッドは子供が欲しいと思うようになるが、人間であることを証明しなければならなくなり、弁護士を雇い法廷に乗り込む。前作に続き、監督・脚本・テッドの声をセス・マクファーレンが担当。ジョン役もマーク・ウォールバーグが続投し、アマンダ・セイフライド、モーガン・フリーマンが共演している。
4週目の『ジュラシック・ワールド』(東宝東和)は、土日2日間で動員30万0794人、興収4億7160万8300円をあげ、興収では「テッド2」を上回り、累計動員は475万人、累計興収は70億円を突破した。近年の実写ハリウッド映画で70億円を超えたのは、2011年公開の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(最終興収96.7億円)以来。
3位の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(パラマウント)は累計興収40億円、4位の『ミニオンズ』(東宝東和)は累計興収45億円を突破した。
5位には昨年放送されたドラマ「S -最後の警官-」の続編として映画化された向井理主演『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』(東宝)が、土日2日間で動員16万143人、興収2億393万2100円をあげ、初登場。凶悪犯を確保することを目的として新設された警察庁特殊急襲捜査班“NSP”の活躍を海上を舞台にスペクタルに描く。綾野剛、大森南朋、新垣結衣、吹石一恵、オダギリジョーなどドラマ版のキャストが出演。監督は平野俊一。
惜しくもトップ10入りを逃したが、人気漫画原作の自転車ロードレースアニメーション『劇場版 弱虫ペダル』(東宝映像事業部)が12位となった。原作者の渡辺航が映画のために書き下ろしたオリジナル長編となっている。