諫山創のヒットコミックを三浦春馬主演で実写映画化した2部作の前編となる『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(東宝)が427スクリーンで公開され、土日2日間で動員46万6953人、興収6億346万6200円をあげ、初登場1位となった。「日本沈没」「のぼうの城」の樋口真嗣が監督し、脚本に原作者の諫山と交流のある映画評論家の町山智浩が参加している。共演は長谷川博己、水原希子、本郷奏多、石原さとみほか。また、史上初となる4つの体感型スクリーンサイト(IMAX、4DX、MX4D、D-BOX)での興行も好調となっている。
2位には、「怪盗グルー」シリーズに登場する人気キャラクター、ミニオンたちが主役のスピンオフ・アニメーション『ミニオンズ』(東宝東和)が619スクリーンで公開され、土日2日間で動員44万9055人、興収5億4598万9900円をあげ、ヒットスタート。仕えるボスがいなくなってしまい、一族に滅亡の危機が迫るなか、兄貴肌のケビン、バナナが大好きなスチュアート、弱虫のボブが新たなボスを探しに旅に出る。
先週トップの『HERO』(東宝)は3位に後退したが、土日2日間で動員26万179人、興収3億1601万300円をあげ、引き続き好調。累計動員は210万人を突破した。
その他、4位の『バケモノの子』(東宝)が、土日2日間で動員23万6689人、興収2億8450万1100円、5位の『インサイド・ヘッド』(ディズニー)が、土日2日間で動員22万5100円、興収2億5955万4800円と20万人以上の動員、2億円以上の興収をキープしており、夏休み興行が活況を呈している。