TV、CDリリース、ライブイベント等、様々なメディアで展開し、人気を集める「ラブライブ」の劇場版、『ラブライブ!The School Idol Movie』(松竹)が全国121スクリーンで公開され、土日2日間で動員25万1811人、興収4億23万5800円をあげ、初登場1位となった。廃校の危機にある国立音ノ木坂学院を救うため、9人の女子生徒たちで結成されたスクールアイドルグループ「μ's(ミューズ)」の成長と活躍を描く。初日には「μ's Fan Meeting tour2015~あなたの街でラブライブ!~」幕張メッセ公演の一部をスペシャルコーナー化し、全国の映画館で特別ライブビューイングとして上映し、こちらも盛況となった。
2位には、海外でも評価の高い是枝裕和監督が吉田秋生の人気コミックを実写化した『海街diary』(東宝/ギャガ)が初登場。323スクリーンで公開され、土日2日間で動員18万1642人、興収2億2911万7100円をあげた。鎌倉で暮らす3姉妹のもとに15年前に家を出て行った父の訃報が届き、葬儀の場で出逢った異母妹も一緒に暮らすことになる。4姉妹を綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが演じ、加瀬亮、樹木希林、大竹しのぶらが共演。世界101カ国での配給も決定している。
公開4週目の「イニシエーション・ラブ」が興収10億円、7週目を迎えた「映画 ビリギャル」が興収25億円を突破した。
惜しくもトップ10入りを逃したが、自転車競技をテーマにしたアニメ「弱虫ペダルRe:ROAD」(東宝映像事業部)が小規模公開ながら14位となった。TVアニメ第2期で描かれたインターハイでの激闘と決着を新規カットを織り交ぜて再構成した新編集版となっている。