『怪盗グルーのミニオン危機一発』(東宝東和)が初登場1位。全国626スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員25万7990人、興収3億3651万6100円をあげ、大ヒットスタート。多くのファミリー層を中心に、TwitterやFacebookといったSNS、ゲームアプリなどでも火がつき、奇妙でキュートなキャラクターのミニオンが爆発的な人気となって、ティーンやカップル層も劇場に詰めかけている。作品の評価も「家族で楽しめる作品」、「3Dで見て久々に良かった」、「吹き替えキャストが上手い」など非常に高く、今後の口コミ効果にも期待がかかる。
2位の『劇場版 ATARU -THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-』(東宝)は、9月23日時点の累計成績で興収10億円を突破し、3位の『風立ちぬ』(東宝)は、累計成績で動員894万人、興収110億円を突破した。
4位は『エリジウム』(ソニー)が初登場。全国323スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員11万8872人、興収1億5274万5200円をあげた。エリジウムと呼ばれる汚れ無き人造スペースコロニーに住む富裕層と、人口過剰で荒廃した地球に住む貧困層とに二分された世界を描くSFアクション。「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督最新作、マット・デイモン、ジョディ・フォスター共演。
8位は『凶悪』(日活)が初登場。全国78スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員2万4543人、興収3368万7500円をあげた。死刑囚の告発をもとに、未解決の殺人事件を追うジャーナリストの姿を描いたベストセラー・ノンフィクションを映画化。真相を暴き出そうとするジャーナリストを山田孝之、獄中から未解決事件を告発する死刑囚をピエール瀧、殺人事件の首謀者と目される男をリリー・フランキーが演じる。