『風立ちぬ』(東宝)が7週連続で1位を獲得。土日2日間の成績は動員30万4623人、興収3億3882万8750円をあげ、累計動員714万人、累計興収88億円を突破した。また『風立ちぬ』は第70回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、その会場にて宮崎駿監督は本作をもって引退すると発表された。これにより、今後の更なる成績の伸びが期待される。
2位は『マン・オブ・スティール』(ワーナー)が初登場。全国610スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員21万2322人、興収2億6832万6100円をあげた。DCコミックの人気ヒーロー“スーパーマン”を、ザック・スナイダー監督が新たに映画化し、これまで描かれなかったスーパーマン誕生の物語となっている。主人公クラーク・ケントに抜擢されたのは新鋭ヘンリー・カヴィル。共演にエイミー・アダムス、ケビン・コスナー、ラッセル・クロウと豪華キャストが集結。世界興収約6億ドルを記録しており、すでに続編の製作も決定している。
3位に『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(アニプレックス)が初登場。全国64スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員16万1225人、興収1億9817万7700円をあげた。「あの花」の愛称で知られ、深夜アニメとして放送され大きな反響を呼んだオリジナルアニメーションの劇場版。舞台のモデルになった埼玉県秩父市にファンが押し寄せる“聖地巡礼”現象を巻き起こすなど人気を博している。
6位に『貞子3D2』(角川)が初登場。全国232スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員11万3835人、興収1億6063万8850円をあげた。ジャパニーズホラー「リング」シリーズの貞子を3Dで描いた「貞子3D」の続編。主演は瀧本美織に引き継がれ、「呪いの動画」による恐怖を再び描き出す。スマートフォンのアプリと連動した、世界初のスマ4D上映でも話題となっている。