『劇場版 仮面ライダーフォーゼ/特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE』(東映)が初登場首位を獲得。全国304スクリーンで公開され、土日2日間で動員21万7655人、興収2億5417万2750円をあげた。平成ライダーシリーズ第13作目「仮面ライダーフォーゼ」では、仮面ライダー部8人が地球の危機を救うべく、遂に念願の宇宙へと飛び出し、無敵の機械生命体・宇宙鉄人キョーダインとのバトルを繰り広げる。一方、スーパー戦隊シリーズ36作目「特命戦隊ゴーバスターズ」では、東京エネタワーを舞台に、宿敵ヴァグラスが企むエネトロン大量転送計画阻止というミッションにゴーバスターズが挑む。
3週連続首位だった『BRAVE HEARTS 海猿』(東宝)は1ランクダウンの2位となるも、累計成績は動員350万人、興収45億円を突破。1ランクアップの3位となった『おおかみこどもの雨と雪』(東宝)は動員100万人、興収15億円、同じく1ランクアップで4位の『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ』(東宝)は動員200万人、興収20億円をそれぞれ突破。5位は3ランクダウンの『ダークナイト ライジング』(ワーナー)となった。
6位は『マダガスカル3』(パラマウント)が初登場。都会の動物園育ちの動物たちが世界各地で騒動を巻き起こす姿を描いたドリームワークス・アニメーションによる人気シリーズ第3弾。今回はヨーロッパを舞台に、ライオンのアレックス、シマウマのマーティらおなじみメンバーたちが、動物管理局から指名手配として追われながら、サーカス一座に潜入する。日本語吹替版の声優には、玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子らが続投。8月1日(水)から全国540スクリーンで公開され、土日2日間で動員13万4830円、興収1億7892万8050円、公開5日間の累計成績は動員30万9146人、興収3億8311万7450円をあげた。
また9位には『アナザー Another』(東宝)がランクイン。ミステリー作家・綾辻行人の同名小説を「オトシモノ」の古澤健監督が映画化した学園ホラー。地方都市の中学校に転校してきた主人公が、クラスメイトを中心に次々と起こる“死の連鎖”に巻き込まれていく。全国230スクリーンで公開され、動員6万1471人、興収8051万1000円をあげた。