ジョニー・デップ&ティム・バートン監督8度目のタッグとなる最新作『ダーク・シャドウ』(ワーナー)が初登場首位を獲得。60年代にアメリカで人気を博した同名テレビシリーズの映画化で、魔女の呪いによりヴァンパイアにされてしまった主人公が、約200年後の1972年に甦り、没落した一族のために奮闘するストーリー。エヴァ・グリーン、ミシェル・ファイファー、クロエ・グレース・モレッツ、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストが共演する。全国571スクリーンで公開され、土日成績は動員31万1162人、興収4億452万6450円をあげた。
以下 2位から5位は前週よりワンランクずつダウン。3週連続首位だった『テルマエ・ロマエ』(東宝)は2位となるも、前週土日との動員対比で95%と依然人気を博し、4週目を迎えた累計成績は動員250万人、興収35億円を突破。3位『貞子3D』(角川)も、小中学生のグループや、20代から30代女性2人組など、初週より客層を広げ、前週土日との動員対比で78%。2週目を迎えて累計興収6億を突破した。続く4位『宇宙兄弟』(東宝)は累計興収10億円、5位『名探偵コナン 11人目のストライカー』(東宝)は累計興収30億円をぞれぞれ突破した。
6位にはジョージ・クルーニー主演『ファミリー・ツリー』(FOX)が初登場。妻が昏睡状態になったことをきっかけに妻の不倫を知った主人公が、自分の人生や2人の娘たちに向き合っていく姿を、ハワイを舞台に描く。監督は「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン。全国227スクリーンで金曜公開され、土日成績は動員4万6249人、興収5589万5100円。オープニング3日間成績は動員6万3070人、興収7535万4600円となった。